めっちゃ面白かったです。
小学生時代に水鉄砲を射ち合って遊んでいた頃を思い出させるような感じで久々に熱が入りました。
WiiU で発売されたスプラトゥーン、発売前から Twitter などで話題になり名前はちょくちょく見かけていました。発売後も売れ行き好調で任天堂が品薄を謝罪するまでとなりニュースとなっていて見た時には驚きました。
店頭でスプラトゥーンが品薄になっており、ご迷惑をお掛けしております。来週、追加出荷を行いますが、お急ぎの方はダウンロード版のご購入もご検討ください。同じく品薄になっているスプラトゥーンのamiiboも追加生産を行います。こちらは暫くお時間を頂戴いたしますが、何卒ご了承ください。
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2015, 5月 29
スプラトゥーンそんなに売れてるの?と思いながらもやっぱり買うつもりはありませんでした。
「あんな水鉄砲ゲーつまんねーよ(笑)」と。ゲームの詳細を調べる為に公式サイトを見る事もなく日々を過ごしていました。
しかしある時、Twitter のタイムライン上で「イカ(スプラトゥーン)の為に WiiU 買った。」などという報告もちらほら見かけるようになりました。そして知り合いがスプラトゥーンの動画をアップしていてそこで初めてゲーム画面を見たのです。そこで自分の中の何かが変わりました。
「やばい、面白そう。」と。そこで初めて購入を決意したのでした。
目次
スプラトゥーンとは?
シューティングゲームと陣取りゲームを融合させたようなゲームで任天堂により開発された新規タイトル。任天堂にしては珍しいタイプのゲームです。
ナワバリバトルと呼ばれるインターネット対戦は4対4に分かます。プレイヤーは自身の持つブキで床をインクで塗り進めて陣地を確保して場合によっては相手を攻撃して倒し、制限時間の間に塗った陣地が広いほうが勝ちとなります。
特徴的なのは人からイカに変身できる事です。イカになると自分と同じ色のインクの中に潜り込み潜伏し、通常より速い速度で移動できます。それと同時にインク残量も回復できます。つまりただ塗るだけではインク切れになってしまい身動きができなくなってしまうのです。
一人プレイモードもありますが、基本的にネット対戦がメインとなるのでインターネット環境は必須です。
スプラトゥーン=シューティング界のマリオカート
大衆受けするゲームジャンルとしては廃れてしまったシューティングゲーム界に救いの手が!マリオカートのように1戦の所要時間が全てコミコミで4分5分でサクッとプレイできるのが魅力です。シューティングゲーム界のマリオカートの座を築いたのではないかと思っています。
他所に溢れているバイオハザードのような FPS、TPS 系のシューティングゲームはコアな部類でなかなか大衆向けではありません。シューティングゲームが苦手な人は尚更手を付けないでしょう。
スプラトゥーンがそれとは違う所は、相手を倒す事が勝利に繋がるわけではないという事です。自軍の色でステージを塗り尽くす事がポイントとなっており、無理して相手を倒す必要はありません。この点が多くの人をスプラトゥーンに取り込む一つの要因になっていると思います。スプラトゥーンは現時点で約26万本を売り上げています。シューティング×陣取り、インク(墨)で塗る=イカ、という任天堂の発明に感銘を受けました。
面白そうから広がるスプラトゥーン
私自身、知り合いがスプラトゥーンをプレイしているのを見て「面白そう。」と思って購入に至りました。26万本も売り上げている要因には面白さの共有にあると思います。
上の記事でも書いていますが、スプラトゥーンは友人がプレイしているのを見て面白そう→買ってみようという流れの循環が上手くいっているのではないかと思います。きっと今後も売上は伸びるでしょうね。
スプラトゥーンのどこが面白いのか
ただのシューティングゲーム、陣取りゲームだったらそこまで人気が出るとは思えません。
- かわいいキャラクター
- 衣装を変えてファッションを楽しめる。衣装によって異なる能力が向上
- 4人のチームの中で対戦終了後に貢献度がわかる
- サクッとプレイできる
スプラトゥーンはイカをモチーフにした独特なかわいいキャラクターも魅力(アオリイカとホタルイカ)。自キャラもそうですがかわいいですよね。(多少キャラメイクが出来たら良かった)
また、頭・服・靴とファッションを楽しめる事もウケが良かった一つなのかなと思います。見た目重視でいくか、性能重視でいくか、選択肢は様々で楽しむことができます。
対戦終了後は結果発表となりますが、自分のチーム内でどれだけ塗りに貢献できたかポイント化されます。あまり貢献できなかったら次に貢献できるように頑張ろうと思いますし、貢献できたら嬉しいです。これも面白いなと思ったポイントの一つです。
あとは前述の通り、1戦だけでも5分程度でサクッとプレイできる所です。気分転換にも最適です。ついついやり過ぎてしまうんですがね(笑)
今まで対戦した中での戦績が記録されたら良かったなぁと思います。アップデートで何とかなりませんかね、任天堂さん?
自分に合ったブキを探そう
敵を倒したり床を塗りたくる為のブキには多種多様の物があります。それぞれ特長があったりクセがあるので人によって合う合わないがかなり表れると思います。ランクが上がる度に使えるブキも増える為、全てのブキを使ったわけではありませんがいくつかブキを使ってみた中で感想を書いてみます。
ワカバシューター
初期装備の水鉄砲型ブキ。照準通りにインクが飛ばずバラけるため適当に撃ってても相手に当りやすい文字通り初心者向けのブキです。もし狙われたらスペシャル技のバリアで逃げるか距離を詰めて特攻する事ができます。とても扱いやすいです。
特にやばくなった時のバリアが反則的に強い。別に初心者じゃなくても十分に使えるブキではないでしょうか。
スプラチャージャー
射程は長いけど、塗り性能は細い一直線であまり効率よく綺麗に塗る事ができません。ZR ボタン押しっぱなしで射程を伸ばすためのチャージ、連射ができないのもデメリット。相手を倒す事が目的ではないので個人的にはあまり使えないブキだと思いました。
スプラシューターコラボ
ワカバシューターと比べて連射能力は劣りますが、射程と攻撃力は若干高いです。まぁまぁ塗り性能も良くて相手を狙い撃つ事ができます。塗り性能と対人性能のバランスが取れたブキだと思います。
スプラローラー
ロードローラーのように歩いた部分を綺麗に塗る事ができるので塗り性能はピカイチ。しかし対人戦にはめっぽう弱い。相手が鉄砲型のブキだったら狙える分だけ相手が有利です。スプラローラーは後ろから相手を轢いたり急襲向けです。
L3リールガン
飛距離は長いが、1回で三発の弾を発射します。ただし、ZR ボタン押しっぱなしで連射ができないというちょっとクセがあるブキ。相手を狙う分には精度も高いので良いかもしれませんが、ZR ボタンをポチポチしないといけないので塗り性能があまり良くないです。すぐ使うのをやめました。
スプラローラーコラボ
スプラローラーの上位ブキです。今一番使っているブキがこれです。スプラローラーの時は対人戦に弱く使えねぇなと思って鉄砲型を使っていましたが、スペシャル技に「ダイオウイカ」という良い物が付いています。ローラーは相手になるべく見つからないように立ち回れば良いと思いますが、万一見つかって狙われてしまった場合は「ダイオウイカ」で突撃。イカに変身して無敵状態になるのでXボタンを押して相手に突撃すると倒すことができます。これがかなり気持ちよく立ちまわることができます。
おわりに
最初はスプラトゥーンに全く興味がなかったのですが、いざやってみたらここまでハマってしまいました。シューティングゲームが嫌いな人でも楽しめ、もちろんコアなゲーマーでも楽しめる。スプラトゥーンという任天堂の発明が素晴らしいと思いました。
スプラトゥーンって面白いの?と興味はあるけど手は出せてないという方の助けになれば幸いです。