Yahoo!ショッピングにショップを出店している方で、jquery や CSS が自由に使えてデザインができる「トリプル」を契約していらっしゃる方も多いと思います。しかし、トリプルで普通に PC 用のトップページを作っただけではスマホ対応になりません。
トリプルを契約する前の状態であれば自動で Yahoo!ショッピングが用意したスマホ対応サイトが表示されましたが、トリプルを使っている場合は自分でスマホ対応をしなくてはいけません。
モバイルフレンドリーかそうでないかの2択でモバイル検索ランキングは決まる from 13th #inhouseseo | 海外SEO情報ブログ
2015年4月21日に Google 検索のアルゴリズムが更新され、モバイルの検索画面でスマホ対応サイトを優遇する処置が始まります。近年スマホユーザーが増えており、ネットショップでは PC のシェアを上回る所もあります。スマートフォンの検索でネットショップが出てこないとなるとかなりの痛手です。
スマホ対応サイトを作るのが一番の対策ですが、時間もないでしょう。今回のアップデートはモバイルフレンドリーであるかないかで検索順位が左右されるという事なので、とりあえずの対策としては Yahoo!ショッピングが用意しているスマホ対応サイトへ飛ばせば良さそうです。
ウェブサイトをスマートフォンなどのモバイル端末で見て使いやすく優しいサイトであるかどうかという指標。モバイルフレンドリーであるかチェックする為には、以下のGoogle が用意したテストサイトで調べる事ができる。
当然 PC 用のトリプルのサイトではモバイルフレンドリーではありません。とりあえず Yahoo!ショッピングでは従来のトップページへ飛ばす事でスマホ用ページを表示する事ができるので、ひとまずはこれで大丈夫だろうという事です。
従来のスマホ対応サイトへ飛ばす方法
ヘッダータグ部分に以下の javascript を挿入します。
<script type="text/javascript"> <!-- var agent = navigator.userAgent; if(agent.search(/iPhone/) != -1 || agent.search(/iPad/) != -1 || agent.search(/iPod/) != -1 || agent.search(/Android/) != -1){ if(confirm('スマホ対応サイトを表示しますか?')){ location.href = "http://store.shopping.yahoo.co.jp/ショップID/"; } } --> </script>
スマホ対応サイトを表示しますか?
上の例もそうですが、スマートフォンでサイトにアクセスすると「スマホ用サイトを表示しますか?」という確認が出るケースがよくあります。「そりゃ、スマホで見てるんだからスマホサイトを表示するわ!」と怒ってしまうかもしれません。これはスマートフォンに優しい仕様とは言えないですね。
でも、これには理由があります。それは、スマートフォンで PC 用サイトを見たいという人も一定数いるという事です。否が応でもスマホ対応サイトへ飛ばしてしまったら、そういう人たちの利便性を損なう事になります。
スマホで PC 用サイトを見たいという人のほうが少ないですから、全ての人に確認画面を出す事はそれでも優しい仕様とは言えません。これを改善するには、スマホ用サイトから PC 用サイトを見るボタンを押して移動するリファラを見て判定するのが良いかなと考えていますがその方法についてはまだ上手くいってません。
おわりに
とりあえず、これで Google 検索結果にも「スマホ対応」ラベルは付き、モバイルフレンドリーテストにも合格しました。でもこれからの時代、独自にスマホ対応サイトを作る事が一番のモバイルフレンドリーです。スマホ対応サイトがない場合、製作を考えた方が良いと思います。
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