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ミステリアスとファンタジーが共存する海底都市の物語「龍宮町は海の底1巻」感想

公開日: : 最終更新日:2017/01/15 コミック

龍宮町は海の底

龍宮町と呼ばれる海の底の町を舞台とした物語「龍宮町は海の底」という漫画を読みました。なかなか面白い作品だったのでレビューします。若干のネタバレを含みますので、もし気になっている作品ならば即買った方がいいですよ。

海の底に沈んだ町、龍宮町

キャッチコピーは「海底都市×女子中学生」。海の底に沈んだ龍宮町を舞台に、天真爛漫な行き過ぎた明るさを持ち合わせた晴海まそらというショートヘアの少女と黒髪ロングの清楚でおしとやかな大黒澄音という少女のダブルヒロインが繰り広げる物語です。

表紙は海の底をモチーフとしたような青色を基調としたもので、海底に光る町のネオンが神秘的です。そんな中スタンガンを持って走るまそらと澄音。これはバトルものなのかと感じさせるような迫力がありますね。

しかし読み始めてみると序盤は予想に反してコメディ要素もあるゆるい展開です。龍宮町と龍宮四中学校を舞台に海底都市という非日常の中の日常を描く物語なのかとその時は思いました。そんな平和な龍宮町の生活にも次第に暗雲が立ち込めてきます。帯にもある通り、魔の手はすぐそこまで迫っていたのです。

敵意のある謎の人物の魔の手がまそらと澄音に迫り、物語は一変。ゆるい展開からミステリアスな雰囲気や緊迫感ある空気感が急上昇!しかしこの出来事がまそらに自分達や龍宮町の隠された秘密に気付き始めるきっかけとなります。正義感の強いまそらが危険を承知で一人敵の懐に忍び込むまそらさんかっこいい。まだ見えぬ敵の全貌、壮大な戦いを描いていくのかどのような展開になるのか楽しみです。

しかし1巻全体を見て思ったのは、時にゆるかったり、コメディだったり、ミステリアスだったり、ホラーだったり、シリアスだったり各話ごとに印象が変わるのでバラエティ豊かではありますが、悪く言えば印象がコロコロ変わるので忙しくて方向性が常にぶれているような感じも受けました。シリアスな場面で突然コメディを挿入されても興を削がれるのでその点は残念に思います。

おわりに

後半明らかになる海底都市というファンタジーな世界観は実はそれほどファンタジーではなく○○だったという展開はヒヤリとするようなハッとするような驚きがありました。海底都市だけの世界かと思いきや実はこれから更に広がりを見せていくようです。張り巡らされた伏線、まだ1巻なのでわからない事もたくさんあります。これからもどんどん物語が展開していくと思いますが、ミステリアスな海底都市の闇に引き込まれるようなハラハラドキドキする展開でこれからも楽しみです。

公式サイトで第一話と最新話が読めます。

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