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秘密主義だった私が自分の事を話す事が人生を動かす鍵となる大切な事というメリットに気付いた

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秘密主義

先日、中学生時代の友人と会う機会が久々にありました。5,6年会っていない人や10年会ってない人もいました。10年という月日はこれほどにも人を変えてしまうのかと驚く事ばかりです。中には起業した人もいてまるで著名人の講演を聞いているかのように勉強になる話も聞けて有意義な時間を過ごしたわけですが自分に関してふと気づかされる事もありました。

それは、「お前は謎な男だな。」と言われた事がきっかけです。え、何で謎なんだろうと思いましたが、思い返してみればあぁなるほどと腑に落ちたわけです。自分から自分の事を詳しく話す事はしませんでしたし、聞かれない限り自分の事は話しませんでした。そういえば私は秘密主義者だったなと。

秘密主義者になってしまった理由

思い当たる節は高校時代にありました。私は高校時代から趣味で作曲を始めるようになり、Yahoo ジオシティーズでウェブサイトを開設してオリジナル曲を公開していました。しかし、その事はごく一部の友人のみ知っている事で自分から作曲をしているなんて事を広く話す事はありませんでした。作曲やってますと言って、わぁ凄いと言われる事も癪だったんだと思います。自分から営業してまで自分の曲を聴いて欲しいとは思っていませんでした。インターネットで興味を持ってくれた人だけでも聴いてもらえたらそれでいいと。それで作曲を趣味でやってる事は秘密だったわけです。

しかし、そこで困ったのは「趣味は何?」と聞かれた時です。作曲とは答えたくなかったので別の趣味を話す必要がありました。それは本当の趣味ではないので話は長く続きません。作曲の趣味は実生活の中でもかなりのウェイトを占めていたにも関わらずそれについて話せなかったのであまり話す事がなくなってしまった事が原因だと思いました。

時は更に進んで、今では多数のウェブサイトを運営し効果音素材サイト、写真素材サイト、そしてブログをやっている事もインターネットを通していない古くからの友人には全く話していません。別に見てもらいたくもありませんでしたので。これも実生活の中でかなりのウェイトを占めていますが、「今何やってるの?」と聞かれた時、話す事がありませんでした。

それで秘密主義が染みついてしまったせいか、自分の事を自分から進んで話そうとしなくなっていました。仕事については別に話しても問題ありませんが、聞かれたから話した程度です。あなた、私の仕事を聞いたところで5分後には綺麗さっぱり忘れてるんでしょ?何のために聞くの?と思う始末。

自分の事を話す事は大切であると気付く

話は戻りますが、中学時代の友人と会って話を聞く中で自分の事を話す事は交友関係やネットワークを広げる上で大切な事だと気付きました。

例えば私が鍋とかフライパンを売っている人だったら、相手がレストランで働いている人という可能性はゼロではありません。そうした場合、10年会ってなかった人でもすぐにネットワークが繋がるんです。仕事について何も話さずじまいだったら、何事もなく時間は過ぎて終わります。この人はこういう仕事をしてるんだと広く知られるようになれば、困ったことがあれば相談してくれるかもしれません。自分の能力を活かして助けてあげる事もできます。

例えば私だったら、もし効果音素材サイトをやっているという事を話したら話を聞く友人の中に舞台演出を手掛けている人がいるかもしれません。作曲をしていると言えば、曲を作れる人を探している人がいるかもしれません。ブログをやってると言えばライターとしての仕事もくるかもしれません。どれも可能性はゼロではありませんし、それは自分から話さなければ何も始まりません。(話しませんでしたが)

正直、この内容をブログに書いても意味ないとは思っていますが自分の中で心を動かされた出来事だったので自分の事を記事にしてみました。

おわりに

もし同窓会など古い友人に会う機会があるのであれば、すすんで自分の事を話してみてはいかがでしょうか。人生が面白い方向に舵を切るかもしれません。結局自分から動かなければ事態は何も動かないという事ですね。

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