今日は楽天ショップの商品ページについてのお話です。
これからAという商品を商品ページに載せるとします。そのAという商品には多数のオプション品があり、合わせてオプション品もたくさん売りたいという場合結構頭を悩ます問題だったりします。その対応策を効果が薄い順に紹介します。
商品説明文にリンクを付ける
最も基本的な策ですね。カート下の商品説明文にテキストでリンクを付けます。
<a href="商品ページのURL">オプション品1</a>
ないよりはましですが、地味で目立たないのであまりオプション品の購入動機には繋がりにくいです。
販売説明文にバナーでリンクを貼る
楽天の販売説明文とはカート上の部分です。商品を買おうと思っている人には必ず目に入る場所です。そこにオプション品へのバナー画像リンクがあれば、オプション品も見てくれるかもしれません。
<a href="商品ページのURL"><img src="バナー画像URL" border="0" /></a>
テキストリンクよりはクリック率も上がるかと思います。
商品ページに複数の買い物かごボタンを付ける
ここにきてようやく本題です。
商品ページに買い物かごボタンは基本的に一つです。もしオプション品も同じ商品ページ内で買い物かごに入れる事が出来れば利便性も高まると思いませんか?
楽天の標準機能にはありませんが、実現する事が可能です。
方法
まず概要を説明すると、Goldページでオプション品についての商品ページを独自に制作し、楽天の商品ページにインラインフレームで読み込むという流れになります。
買い物かごを付けるソースは以下のようになります。
<form method="post" action="https://basket.step.rakuten.co.jp/rms/mall/bs/cartadd/set" target="_blank"> <span class="unit">個数 </span> <input value="1" type="text" size="3" name="units" id="units"> <input value="買い物かごに入れる" type="submit" id="" data-timesale-id=""> <input value="ES01_003_001" type="hidden" name="__event"> <input value="ショップID" type="hidden" name="shop_bid"> <input value="商品ID" type="hidden" name="item_id"> <input value="1" type="hidden" name="inventory_flag"> </form>
ご自身のショップIDと商品IDを入力すれば、独自に買い物かごボタンを追加する事ができます。
ショップIDの調べ方
ショップIDがわからないという場合は、ショップ内で何か検索してみましょう。すると以下のようなURLとなります。
http://search.rakuten.co.jp/search/inshop-mall/test/-/f.3-p.1-s.0-sid.******
******部分がショップIDです。
商品IDの調べ方
買い物かごを追加したい商品ページの買い物かごボタン部分のソースを見ます。
赤線の部分が商品IDとなります。
独自ページが出来たら、以下のようにしてインラインフレームを商品ページに読み込みます。
<iframe src="独自ページのURL" width="幅" height="高さ" frameborder=0 scrolling="auto"></iframe>
これで一つの商品ページに複数の買い物かごを設置する事ができます。
おわりに
別にオプション品でなくても、サイズバリエーション品の買い物かごボタンを設置しても効果的かと思います。あとは、関連商品で合わせ買いを狙うのも良いでしょう。この施策で転換率アップが期待できます。