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Windows のデスクトップパソコンをシャットダウンしても電源が完全に切れないという症状に悩まされ続けていました。症状については一言で言うと伝わりにくいのですが、厳密に言うとディスプレイの電源は切れますし Windows 自体も正常にシャットダウンされています。しかし、パソコンの電源ボタンは点きっぱなしでケースファンだけ回り続けている状態です。
いつもシャットダウンして、更に電源ボタン長押しで強制的に電源を落としていました。Windows 自体は正常に終了しているので「Windows が正しくシャットダウンされませんでした」というような黒い画面は出る事はなく、次の起動時も特に問題は発生していません。
この症状の最初の原因
こうなった事にも原因はあります。以前 パソコンの電源とグラフィックボードを新しいものに交換しました。それからこの症状が発生しました。グラフィックボードの相性問題を最初に疑いましたが、何と元のグラフィックボードに戻しても症状は改善されず。となると原因は電源となるのですが、これを元に戻すのはめんどくさいので諦めていました。
偶然により症状が改善
数ヶ月間、強制終了で凌いできましたが、ある時急に電源が正常に切れるようになりました。その時ある事が起きたのです。
パソコンデスクのキーボード置き場は出し入れ可能な引き出し式となっています。それが長年使い続けてきた為ねじが緩み、足元へ落下してしまいました。その下にはパソコンの本体があり、クリーンヒット!厄介な事にディスプレイが消えフリーズしてしまいました。これはかなり冷や汗モノ。
結局いかんともしがたいのでパソコンを強制終了。ディスプレイが消えたという事はグラフィックボードが外れたかと思って確認しました。しかしグラフィックボードが外れている様子はなく、代わりにディスプレイを繋いでいる hdmi ケーブルが抜けかけていました。念のためグラフィックボードも押し込んでおきました。
これで再度電源を入れたらディスプレイは復活。事なきを得ました。パソコンの電源が正常に切れるようになった事を知るのはもう少し後の事でした。
おわりに
パソコンの電源が正常に切れなかったのはグラフィックボードの接触不良によるものだった可能性が高いです。もし同じ現象にお悩みなら、グラフィックボードを抜き差しして正常に差し込まれているか確認してみてください。