滋賀の湖東三山の紅葉スポットの一つとして知られる百済寺へ行ってきました。西明寺・金剛輪寺・百済寺は有名な紅葉スポットで、紅葉シーズンには大混雑となります。大混雑は嫌なので今まで行ったことはなかったのですが、やはり定番も押さえておくべきと思って行く事にしました。幸い、小雨がぱらつく天候で随分と空いていました。雨の紅葉もまた良いものです。
百済寺へのアクセス
名神高速道路の場合、八日市インターチェンジか湖東三山スマートインターチェンジから降りて約10分程度の距離にあります。湖東三山IC は ETC 搭載車しか出られません。道中看板があるのでそれに従って行けば良いのですが、結構な山道を登る事になります。
百済寺へ向かう道すがらも紅葉が綺麗です。
駐車場について
さすが有名だけあってかなり広々とした駐車場があります。100台200台は余裕な印象。これでも混雑時には満車になるのでしょうね。ちなみに駐車料金は無料です。
トイレ
駐車場に直結して公衆トイレがあります。混雑する為か、別に仮設トイレまで設置されていました。本堂に行くとトイレはないので、拝観受付までに済ませておきましょう。
お土産物屋
穴場紅葉スポットとは違い、観光客も数多く訪れるので百済寺には駐車場脇にお土産物屋があります。栗きんとん、湖東三山栗ようかん、湖東三山せんべいなどが販売されています。
百済寺の紅葉
まずは、入山・参拝受付を行います。入山料は大人600円、中学生300円、小学生200円です。
紅葉に囲まれた中央左側の建物が受付です。ここで入山料を支払います。
順路としてはまず百済寺の庭園を周り、本堂への参道を登ります。庭園には大きな池があり、池の周りをぐるりと一周できます。池の中に足場があり、踏み外さないように要注意。
紅葉情報のサイトなどで掲載されている写真はこの庭園ですね。緑・橙・赤様々な色が彩る紅葉が美しいです。ライトアップされたらさぞかし綺麗でしょう。
池の周囲には鯉の餌が1杯100円で販売されています。
池にはたくさんの鯉がいます。餌をもらえるのがわかっているのか、池に近づくだけで水面から顔を出し口をパクパクさせています。
庭園を抜けると、参道へと向かう道へ進むのですが結構急勾配で足場が悪いです。うっかり踏み外すと怪我をしてしまいそうです。
しばし参道への道が続きます。
参道は長丁場の石段です。階段を登るのが辛い人の為に、距離は長いですが石段のない「なだら坂」と呼ばれる道があります。
石段を登っていくと仁王門が見えてきました。金剛力士像が向き合っており荘厳な雰囲気です。正面に掲げられている大草鞋に触れると身体健康・無病長寿のご利益があると伝えられています。
更に石段を登っていくと霧が出てきました。霧に佇む本堂はまるで雲に浮かぶ天空城のようです。幻想的でした。
本堂に到着しました。本堂の中は自由に入る事ができ、参拝する事ができます。百済寺のスタッフに聞くとやはり雨天時には人が少ないそうです。晴天時には本堂に入り切らないくらいの客入りがあるとか。混雑をさけるにはあえて雨天時に参拝するのも一つの手ですね。
紅葉ライトアップ
紅葉シーズンの11月中旬から下旬にかけて紅葉のライトアップが行われます。2016年は11月16日~11月27日まで、16:30~18:30の間ライトアップされます。
紅葉スポット情報
百済寺
住所:滋賀県東近江市百済寺町323
拝観時間:8:00~17:00