近年では USB-Type C 対応のスマートフォンも増え、急速充電に対応した機種も出ています。急速充電なら数時間の間に満タン充電ができます。
しかし、最近スマートフォンの充電が遅くなったと思った事はありませんか?画面をよく見るとアダプティブ充電と表示されています。
アダプティブ充電とは何なのか?という事について解説します。
アダプティブ充電とは?
Android のアップデートにより、Pixel4a、Pixel5 にはアダプティブ充電が導入され、気づかぬうちに充電が遅くなっていると思います。故障ではないので安心してください。
急速充電はその名の通り速く充電する機能ですが、アダプティブ充電はその逆でゆっくりと充電します。急速充電はバッテリーに負荷がかかり熱を持つ事もあります。数時間で満タンになるので、寝ている間に100%の状態が続く事になります。
アダプティブ充電は寝ている間にゆっくりと充電し、アラームが鳴る頃には100%になるように充電を行う機能です。
これによりバッテリーへの負荷を軽減し、バッテリー寿命を長持ちさせる事ができます。
アダプティブ充電の条件
アダプティブ充電は常に行われるわけではなく、以下の条件で発動します。
それ以外の場合は急速充電が行われます。
アダプティブ充電を無効にする
アダプティブ充電を無効にすると、夜寝る時も急速充電が行われます。
まずは設定をタップしましょう。
設定の中からバッテリーを選択します。
「アダプティブの設定」をタップします。
アダプティブ充電のスイッチをオフにします。
これで設定は完了です。