2017年4月19日より au スマートフォン HTV32(HTC10) にて Android7.0 へのメジャーアップデートが配信されました。私も Android7.0 へアップデートしたのですが少々問題が発生しています。それは、Twitter クライアント「Twicca」で設定が開けなくなったというものです。
私は Twitter クライアントアプリと言えば Twicca というくらい愛用していて初めての Android スマートフォンから Twicca を利用していました。Twicca は Google Play ストアで5万件以上のレビューを集め、評価も4.4という高評価で現在も愛用者が多い Twitter クライアントアプリです。
発生した問題点
Twicca で設定が開けないというのが問題点です。設定を開けないというのは大変不便です。更にリストも見られませんし検索もできません。
従来ではスマートフォン下部の履歴キーを長押しする事で設定を開く事ができました。しかし、Android7.0 ではマルチウィンドウ（二画面）機能が実装され履歴キー長押しがマルチウィンドウ機能を有効にする手段となったのです。つまり履歴キー長押しの機能が上書きされ Twicca の設定が開けなくなったという事です。
何とか設定を開こうとしましたが、どうしても開くことはできませんでした。残念な事に Twicca は2015年以降更新されていません。Twicca を見限る時が来るとは思いませんでした。
他のアプリはどうなのか？
他のアプリの設定を開く方法はどうなっているのか調べてみましたが、大抵は問題なく開けました。近年の Android アプリにおける設定のセオリーは画面左の画面外からスライドするドロワーメニューが一般的です。Google のアプリでもお馴染みとなっています。概ね「≡」というマークでメニューを開けます。このドロワーメニューに対応しているアプリは Android7.0 になっても問題なく設定を開けるようになっています。Twicca はこれに対応しておらず設定が開けなくなってしまいました。
Twiccaの代わりとなるアプリ
Twicca が Android7.0 では使えなくなってしまったので代わりの Twitter クライアントアプリを探す事にしました。Twicca に匹敵するカスタマイズ性と見やすさは必須です。以前他の Twitter クライアントアプリを探しましたが Twicca に匹敵するようなものはありませんでした。2017年となった今では新たなものが誕生しているかもしれません。
そこで見つけたのが「Twidere」という Twitter クライアントアプリでした。Twicca に匹敵する、いや Twicca を越えたと感じる素晴らしいものです。
タイムラインの見た目はこのような感じです。Twicca よりも見やすくて、リプライ・リツイート・いいねがタイムライン上で1タップで行えるのもかなり使いやすいと思いました。また、タイムラインで左へスワイプ（指でスライド）するとリプライ・リツイートなどの通知、トレンド、ダイレクトメッセージというように手軽に遷移できます。
Twicca で問題になった設定は、タイムライン上で画面の左端を右へスワイプする事でシュッと左から出てきます。ここから検索する事もできますし、いいねしたツイートを見る事もでき、リストも見られます。Twicca よりもまとまっていて使いやすいです。
更に Twicca には無かったマルチアカウントにも対応、ユーザーやキーワードでフィルタする事もできて不快なツイートは表示しないようにもできます。
カスタマイズも Twicca に匹敵するほどの自由度があります。文字サイズはもちろん、色や背景も変えられます。Twicca でも行っていた私の必須の設定項目は更新した時のツイート読み込み数設定と、更新しても古い方からツイートを読めるようにする設定です。Twidere でもどちらにも設定で対応しています。
おわりに
見た目も Twicca に似ているので、Twidere に移行しても違和感なく使えると思います。むしろ個人的には Twicca を越える使いやすさと見やすさがあるので Twitter クライアントアプリとして Twidere はおすすめです。