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選挙権が18歳以上に付与されるけど意義はあると思う

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touhyou2

選挙権と言えば20歳以上から付与される事が常識となっていますが、70年ぶりにその常識が変わろうとしている動きがあります。早ければ2016年の参議院選挙から18歳以上の男女に選挙権が付与されるようです。

18歳以上に選挙権を与える事についての懸念

これについては、色々問題点が指摘されています。18歳という若年で候補者に関する情報収集が出来るのか?しっかりと投票の判断が出来るのか?などなど。

これに関しては出来る出来ないは別にして特に問題はないと思います。20歳以上でも候補者の政策理念や実績などまで情報収集して投票する人は若年層では少数派。つまるところ選ぶ基準があるとすれば政党だけ。投票するのが2歳分早くなってもさほど影響はないだろうと思います。

何故選挙権を18歳以上に付与なのか

高齢者の投票率は高く、若年層の投票率は低い。高齢者の増加で政治家は票を得るために高齢者優遇の措置をとります。投票の世代のバランスを取る為に18歳19歳の人の投票を取り入れる目的があるようです。

しかし、18歳、19歳の人は投票へ行くでしょうか?

自分の経験で言えば初めての投票の時は楽しみでいきこんで行った記憶があります。物珍しさに行く人も多いのではないでしょうか。最初だけかもしれませんが。

若年層の投票率が低い理由

私一人が投票に行ったところで何も変わらない。

わかる。わかりますよ。自分が投票した候補者が大差で負けたりしたら「行かなくても良かったんじゃね?」などと、残念な気持ちになります。私も行った所で何も変わらないと思いながらも投票に行ってるのです。

その認識が変わった出来事が最近ありました。それは、大阪都構想国民投票です。

大阪府民ではありませんが、テレビの選挙速報を釘付けで見ていました。序盤から賛成・反対が半々で接戦でした。こんな接戦な選挙はみた事がなかったです。票差は5千票だったり、時には60票まで迫りました。これは一人の一票で結果がどっちにでも転ぶ選挙でした。もし、もっと投票率が高ければ結果は変わっていたかもしれません。

個人的には日本の未来が大きく変わる分岐点に、大阪都構想否決で残念ではあります。

橋下徹代表が辞任

大阪都構想が否決された事で、大阪市長、大阪維新の会の代表の橋下徹氏が辞任を発表しました。本当に残念です。橋下さんほどカリスマある政治家はそうそういません。大阪都構想は否決されてしまいましたが、別の方から日本の政治にこれからも切り込んでいって欲しかったです。

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