「特定記録」と「簡易書留」はどちらも郵便物を送る際のオプションで、郵便追跡が利用できるサービスですがやや違いがあります。通常はがきや封書は宅配便のようにお問合わせ番号は無く、配達されたかどうかも相手に確認するしか方法はありませんが、これらのオプションを付ける事で配達されたかどうかわかります。この2つの違いについて理解を深めましょう。
特定記録とは
特定記録郵便とは郵便物とゆうメールを送る際に付けるオプションで、引受と配達が記録されます。
簡易書留とは
特定記録郵便とは郵便物とゆうメールを送る際に付けるオプションで、引受と配達が記録されます。
基本は同じなのですが、ここから少しずつ違いがあります。
特定記録と簡易書留の違い
料金について
- 特定記録郵便:+160円
- 簡易書留:+320円
料金には倍近い価格差があります。
補償について
- 特定記録郵便:補償なし
- 簡易書留:5万円までの補償
特定記録では補償はありませんが、簡易書留では万が一届かなかったり壊れたりしたら5万円までの補償があります。
特定記録は追跡できるというだけで、普通に送るよりは安心というメリットがあります。
届け方について
- 特定記録郵便:ポスト投函
- 簡易書留:対面引渡し
特定記録ではポストに投函して配達終了ですが、簡易書留では宅配便のように対面で引き渡され受取時にサインか印鑑が必要となります。
日祝配達について
- 特定記録郵便:日祝配達なし
- 簡易書留:日祝配達あり
特定記録では日祝の配達は行われませんが、簡易書留は日祝も配達されます。土日を挟む場合、簡易書留の方が早く届きます。
ただし特定記録郵便でも速達オプション(+290円~)を付ける、または日曜配達日指定(+210円)を付ける事で日祝も配達されます。
出し方について
特定記録も簡易書留もポストに投函する事はできません。ポストに投函すると普通郵便として扱われ問い合わせ番号は付きません。特定記録・簡易書留オプションを付けたい場合は郵便局の窓口で申し込みましょう。
はがきや封書はポストがあるローソンで投函できますが、特定記録と簡易書留はコンビニでは受け付けてもらえませんので要注意。
平日の早朝や夜、土日祝でもゆうゆう窓口なら開いていますので、そこで特定記録と簡易書留を受け付けてもらえます。
-
土日でもゆうゆう窓口が開いている全国郵便局まとめ
郵便局は大きな郵便局を除き土日休みなのが普通です。平日郵便局へなんか行けない!という社会人の味方となるのが、土日でも開いている郵便局の窓口「ゆうゆう窓口」です。通称時間外窓口で、郵便物の差し出しや切手 ...
おわりに
個人のフリマアプリでの物品の売買、オークション商品の発送などで特定記録を付けて送ると、届かないトラブルを防ぐことができるのでおすすめです。特定記録を付けても宅配便で送るよりは安いですからね。