創作活動にしろ、書類作成、レポート作成、現代を生きる人々には作業する機会も多いものです。無音で作業するのも良いですが、何か音楽を聞きながら作業したいという人もいるでしょう。そんな時に役立つのが作業用 BGM です。インターネット上には数々の作業用 BGM の動画がアップロードされています。再生数も多く需要も高い事が伺えます。
しかし、作業用 BGM は星の数ほどあります。もちろんジャンルごとに分けられていたり、集中できる曲、安らぐ曲などまとめられているものもあります。その作業用 BGM を探すのが一番大変なんです！と私は思うのです。作業用 BGM って何を聴けば良いかわからないと思う事がありませんか？好みの作業用 BGM を探すうちにいつのまにか1時間経過していたりして…！あぁっ、無情にも時間は過ぎていくぅ。
作業用 BGM なんてパパっと探してすぐに作業を開始するのが理想です。そんな理想を叶えてくれるウェブサービスがリリースされました。それは「#作業してくる」というサイトです。
#作業してくるとは
sitekuru.net
#作業してくるとは、開いているだけで音楽を流してくれるサイトです。もちろん無料で音楽を聴けます。会員登録もログインも必要ありません。
ポイントとなるのはただがむしゃらに音楽を流すだけのサイトではないのです。「朝・昼・夕方・夜・深夜」というそれぞれの時間帯に合った楽曲のプレイリストがあり、作業を開始する時間帯に応じてピッタリな音楽を再生してくれます。
流れる楽曲はインターネット上、オフライン等でも活躍されている総勢119名の作曲家の方々の楽曲です。ちゃんと許可を得て配信されています。
すぐに作業用 BGM を探して作業を開始したいなら、このサイトを使えば間違いないだろうと思える素敵なサイトです。
使い方
使い方といってもそれほど難しいものではありません。ブラウザでサイトにアクセスして再生ボタンを押すだけで音楽が流れます。スマホにも対応しています。注意点としては Internet Explorer には対応していません。
中央の再生ボタンをクリック（タップ）すれば OK です。一番左はボリューム調整ボタン、再生ボタンの両隣は次の曲へ、前の曲へ。一番右はループボタンです。
もし Twitter アカウントをお持ちであれば「作業宣言」ボタンをクリックしてみましょう。するとこれから作業するという事がフォロワーの方々に伝わります。そして、このサイトを使っている事も伝わるというわけです。
そして、画面下部には現在流れている曲の名前と作曲者情報が表示されています。もし気に入った曲があれば、作曲家の方の Twitter をフォローするのも良いでしょう。曲名の右側にある Twitter ボタンをクリックすれば現在聞いている曲についてツイートもできますよ。
最後にもう一つ、「備忘録」ボタンがあります。
備忘録ボタンをクリックするとあなただけの ToDo リスト（やることリスト）が作れます。用件を書いて、期限を設定して追加ボタンをクリックします。
するとサイト上にこのように ToDo リストが作成されます。期限を設定すればあと何分とタイマーも稼働し、ブラウザが対応していれば通知で知らせてくれます。完了したら左側のチェックボタンをクリックしましょう。右側の×ボタンをクリックするとタスクを削除します。画面右上のプラスボタンをクリックすれば新たなタスクを追加できます。
配信楽曲一覧
#作業してくるで流れる楽曲については、画面左下、スマホの場合はメニューの中に配信楽曲一覧があります。ここには作曲者も書かれており、Twitter アカウントや SoundCloud へのリンクなどもあります。お気に入りの作曲者を見つけたらアクセスしてチェックしてみましょう。
活用法
別に作業しなくてもこのサイトは使えると思うのです。「#作業してくる」はスマートフォンにも対応しています。通勤、通学中、普通に音楽を聴くのに活用しても良いですよね。車を運転中に BGM として流したり、睡眠用 BGM と流したり。アイディア次第で活用の幅が広がります。設定時間後に自動で再生が止まるようなオフタイマーがあったら睡眠用としていいですよね。
意外なデメリット
デメリットを一つ挙げるならば、それは…。
DTMer（作曲をする人）は使えないという事です！
当然音楽を作るわけですから、作業用 BGM なんて聞いてられません。素敵なウェブサービスではありますが、残念ながら音楽を作る時には使えません。
おわりに
作業用 BGM を探すのが大変と思っていたので、このサイトは実に素敵なサイトだと思いました。探す手間なくすぐに作業を開始できますからね。作業用 BGM って何を聴けば良いかわからないという人も安心です。「#作業してくる」を使えばほぼ間違いありません。
どうやったら楽曲提供できるのだろうと調べていたら、気づきませんでしたが楽曲募集の公募があったのですね。残念。