岐阜

ごまの事が全てわかる胡麻専門の博物館、関ヶ原の「胡麻の郷」ってどんな所?

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岐阜県の関ヶ原町に胡麻専門の博物館、「胡麻の郷」があります。関ヶ原町付近の国道365号線を通っていると胡麻の郷の看板がしばしば目に入ります。ずいぶん前から気づいてはいましたが実際に行ってみる事はありませんでした。先日ちょっと興味があったので、どんな所なのか実際に行ってみました。

胡麻の郷はゴマの加工メーカー株式会社真誠のグループ会社が運営している博物館です。2000年にオープンしました。

胡麻の郷の場所

関ヶ原町の玉という地域にあり、国道365号線からやや離れ車通りも少ない閑静な場所に胡麻の郷はあります。伊吹山ドライブウェイの入り口近くの玉交差点を南へ行き車で約1分程度の場所です。

駐車場について

胡麻の郷の建物の前に整備された広い駐車場があります。乗用車が100台、大型バスも30台停める事ができます。

胡麻の郷の館内は?

まず駐車場に車を停めて外に出ると、ずっしりとした存在感のあるピンクの建物が目に入ります。そして、壁には何やら見覚えのある画風のマスコットキャラクターが描かれています。見覚えがあるなと思ったらアンパンマンのやなせたかし氏が手掛けたマスコットキャラクターでした。名前をザ・セサミブラザーズといい、白ごまと黒ごまをモチーフとしたキャラクターです。

この胡麻専門の博物館ですが、何と入館料が無料です。無料でよく成り立つものですね。ショッピングコーナーの収入で成り立っているのでしょうか。

館内に入ると休憩ができるオープンスペースがありたくさんの椅子があります。無料ドリンクコーナーでお茶も振舞われており、自由に飲む事ができます。無料だからといって水筒やペットボトルに移し替えてはいけません。

その奥には胡麻専門博物館であるゴマミュージアムの入り口があります。何とここの入り口の扉には秘密があり、普通には開きません。「ひらけゴマ」という古典的な合言葉で音声認識によって扉が開きます。これいる?

ゴマミュージアムに入るともうそこは胡麻づくしの世界です。ゴマはどこで生まれ、どのように伝来したか。世界各国のゴマ文化について、ゴマはどう体に良いのか、ゴマに秘められた力、ゴマを使ったおすすめレシピなど。まさにゴマの全てがわかるというのは過言ではありません。

ゴマと言えば日常スーパーなどで目にするのはごま塩や煎りゴマとなった商品のみです。ゴマはどんな植物でどのような姿でどのように成長するかなども事細かにわかります。パネルなどの展示のほか、映像資料もあり充実しています。

家族で子ども連れで訪れても、観光で訪れてもゴマの知識欲を満たせると思います。私が訪れた時も観光バスで観光客が訪れていて、岐阜県のツアーに胡麻の郷が含まれているようです。

お土産ショッピングコーナー

胡麻の郷館内には、胡麻を使ったお菓子やドレッシングなど胡麻にまつわる商品が多数販売されています。

味付き胡麻や煎りゴマなど、胡麻専門博物館ならではの品揃えです。

新商品の黒胡麻うどん(400円)を買ってみました。

見た目は蕎麦ですが、歯ごたえはしっかりうどんです。胡麻の風味がフワッと香るしっかりとしたコシもある爽やかなうどんでした。

おわりに

胡麻専門の博物館というのは全国探してもここ「胡麻の郷」だけです。関ヶ原付近を訪れたのであれば、胡麻の郷を訪れてみてはいかがでしょうか。入場無料なので気軽に行けます。この博物館では胡麻の発祥、成分、大変体に良い食品という事がわかりますので、胡麻の知識を吸収したらお土産コーナーで胡麻商品を買いたくなります。上手い商売ですねぇ。

施設情報

胡麻の郷
住所:岐阜県不破郡関ケ原町大字玉堂之前1668?10
営業時間:10:00~17:00
休業日:12月25日~2月末
公式サイト:胡麻の郷 | 胡麻の郷は岐阜県関ヶ原にあるゴマのテーマパークです。

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