普段パソコンを使う中で、テキストエディタ(メモ帳)はとてもよく使うソフトだと思います。ただのメモ書き、html ファイルの編集などなど、使う機会は多々あります。
ただのテキストエディタでも知っているのと知らないのでは作業効率がぜんぜん違う小技があります。それは「矩形選択」というものです。今日はこの小技を紹介。
テキストを縦に選択できる矩形選択
※矩形選択は Windows 標準のメモ帳にはない機能です。標準のメモ帳をお使いの方は、これを機に便利なテキストエディタを使うことをオススメしますよ。
矩形選択対応のテキストエディタ(一例)
1.Terapad
2.TepaEditor
3.秀丸(シェアウェア)
矩形選択とは
さて、本題ですが矩形選択とはテキストを長方形に選択できる機能です。なかなか言葉では言い表しがたい機能です。
通常、テキストをマウスドラッグで選択すると上図のように行に沿って選択されます。
上図を例にすると、「01:」などの数字を残して後ろのテキストのみを削除したい時はどうすれば良いでしょうか。1行ごとに消しますか。こんな時に使えるのが矩形選択です。
矩形選択のやり方
Ctrl + B を押して矩形選択モードにしてからマウスドラッグでテキストを選択するか、Alt キーを押しながらマウスドラッグでテキストを選択します。テキストエディタによってはどちらかの操作しか対応していない場合があります。
ご覧の通り、数字を除くテキストだけを長方形に選択する事ができました。これが矩形選択です。ここから Delete キーを押せば一発削除ですね。もちろん矩形選択後コピーも可能です。
おわりに
矩形選択はテキストエディタだけではなく、Microsoft Word でも使えますよ。Word の場合は Alt キーを押しながらマウスのドラッグで選択です。そんなに頻繁に使う機能ではありませんが、知っているといざという時に時短になりますね。矩形選択は色々と応用が効くので、是非頭の片隅に置いておいても損はないですよ。