Javascript という言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。Javascript とは、ブラウザ上で動くプログラミング言語の一つです。今のウェブの世界では当たり前のように Javascript が使われています。画像が同じ位置で切り替わるスライダーや Twitter などのソーシャルアイコンも Javascript で動いていますし、あの Google マップも Javascript なしでは動きません。ウェブ上で動きのあるものと言えばほとんどが Javascript によるものです。
Javascriptをオフにする方法
ウェブ上で便利な機能を提供してくれる Javascript ですが、ポップアップ広告や時には邪魔になる機能もサイトによっては提供してくれちゃいます。そんな邪魔な機能を提供してくれるサイトにはもうアクセスしないというのが懸命な判断ですが、サイトによって Javascript をオフにする設定ができたら便利ではありませんか?
もう一つは、ウェブ制作の現場では Javascript の開発で Javascript のオンオフを切替える事も頻繁に行う筈です。これが1クリックで切替える事が出来れば凄く便利です。
拡張機能なしで Google Chrome で Javascript をオフにするには結構奥まで設定を探らねばなりません。
Google Chrome の右上にある「≡」ボタンをクリックして設定を開きます。
プライバシーの項目から「コンテンツの設定」を開きます。
Javascript の項目から「すべてのサイトに対して Javascript の実行を許可しない」のラジオボタンをオンにします。しかし、ここの設定ではどのサイトを見ても Javascript がオフになってしまいます。「例外の管理」を開くとサイトごとに Javascript の許可・不許可を設定する事ができます。
しかしこれらの設定も面倒です。
Quick Javascript Switcherで簡単に切り替え
Chrome 拡張機能の「Quick Javascript Switcher」を使えばもっと簡単に、1クリックで Javascript のオンオフを切替える事ができます。
Quick Javascript Switcher - Chrome ウェブストア
拡張機能をインストールすると、Chrome の右上ににボタンが追加されます。
この JS ボタンがソレです。緑の丸が付いている時は Javascript がオンで、赤い丸が付いている時は Javascript がオフです。1クリックでオンオフを相互に切替える事が可能です。
この拡張機能の便利な所は、あるウェブサイトを見ている時に Javascript をオフにしたら、再度そのウェブサイトにアクセスした時も設定が生き残っている所にあります。この拡張機能の JS ボタンをクリックする事によって自動的に Javascript の例外設定をしてくれているのです。
おわりに
Javascript がオフでは文章を読むくらいしかできない事も確かです。Youtube も Javascript がオフでは動画も見られません。Javascript によってあなたに不利益をもたらす可能性もなきにしもあらずですが、不利益を与えるような怪しいサイトにはアクセスしないのが一番の対策です。
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