ピクルスと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?日本でも一般的な食べ物となっていますね。私の場合、まず思い浮かんだのはハンバーガーの中に入っているピクルスです。子どもの頃は何でハンバーガーにきゅうりが入ってるんだ?と思いつついつも避けて食べていませんでしたが、あの酸っぱい独特の味わいはある程度歳をとってから美味しさがわかるようになりました。
ゲームや小説の中でピクルスの描写がある時もそれはきゅうりだったので、ピクルス=きゅうりという方程式が子どもの頃から出来上がっていたのです。しかしそれが覆される出来事が起こりました。
ピクルスはきゅうりだけではない
先日とあるレストランでピクルスを注文しました。しかし運ばれてきたものは何か白い野菜でした。ぇ、これがピクルス?と不思議に感じつつ白いきゅうりがあるもんだなと思っていました。よく見るとそれは山芋でした。正直、注文したものと違うのですが、と言いそうになりましたが一緒にいた連れに「これ、ピクルスだよ。」と言われて思い留まりました。
何と山芋のピクルスがある…。ピクルス=きゅうりという常識が音を立てて崩れ去る瞬間でした。連れに一般常識だよと言われて驚愕の色を隠しきれず、今まで何年間違った認識を持っていたのだと愕然としていました。
ここはピクルスとは何か?という所からおさらいしなくてはいけません。
ピクルスとは何か?
ピクルスとはアメリカやイギリス等で食べられる酢や砂糖で酢漬けにした漬物の事です。一般的にピクルスでメジャーなものはきゅうりですが、ピクルスの一つがきゅうりだけであってきゅうりだけを指す言葉ではありませんでした。酢漬けであれば、山芋でもトマトでもりんごでも何でもピクルスになりうるという事です。
今までピクルス=きゅうりという事を信じて疑わなかったわけですが、よく考えたら今までピクルスと言えばハンバーガーのピクルスしか食べたことがありませんでした。ピクルスはきゅうりだけではなく山芋もトマトもあるという、ピクルスの世界を今更ながらに知る事となりました。