2017年3月18日より発売されたスクエアエニックス(開発はプラチナゲームズ)のアクションRPG「NieR:Automata」の PC 版を購入しました。元々2017年2月23日に PS4 で発売されたゲームでしたが、PC 版が出るという事を聞いて買ってみようと思いました。
NieR:Automata(ニーアオートマタ)とはドラッグオンドラグーンシリーズに数えられる作品で、2010年に発売されたニーアゲシュタルト/レプリカントの後継となるゲームです。私はどちらも名前は知っていてプレイはしなかったゲームで内容は全く知りませんが、前作を知らなくても問題ありません。
あらすじを簡単に説明すると、5204年、宇宙から地球へ侵略してきたエイリアンが繰り出す機械生命体により人類は壊滅。生き残りは月へ逃亡し、地球を奪還すべくアンドロイド(ロボット)の YoRHa 部隊の戦いを描くストーリーとなっています。主人公はヨルハ2B という少女型アンドロイド。
空間が全てシームレスで繋がったオープンワールドのフィールドである事も特長の一つで、広大な美しいフィールドを駆け回ります。
そんなニーアオートマタ PC 版を Geforce GTX 960 でプレイした感想などをレビューします。
目次
PCスペックについて
まずは PC 版の必要スペックについて見てみましょう。
当方のPC環境
- CPU:Intel Core i7-6700 3.4Ghz
- メモリ:24GB
- グラフィックカード:Nvidia Geforce GTX960 4GB
ニーアオートマタの推奨環境
- CPU : Intel Core i5 4670 | AMD A10-7850K 以上
- メモリ : 8GB
- グラフィックカード : GeForce GTX 980 VRAM 4GB | AMD Radeon R9 380X VRAM 4GB 以上
推奨環境を見ると Geforce GTX 980 4MB 以上が要求されていてグラフィックカード性能が結構足りていません。しかし、最低環境の GeForce GTX 770 VRAM 2GB 以上は満たしているので中レベルくらいでプレイできるだろうといった所でした。
グラフィック設定とfpsについて
グラフィック設定は PC 環境に合わせて自動で設定されるようですが、Geforce GTX960 でも意外と高い水準でした。フレームレートは PS4 では数少ない 60fps を実現したゲームのようですが、果たしてこの環境で PC 版ではどうなるか…。
残念ながら常時 60fps 維持は不可能でした。平常時は60fps で戦闘など混み合った状況になると 40~50fps まで落ち込みます。しかしカクカク感はなくプレイに支障はない程度です。30fps まで落ち込むとカクカク感が出ますが、そこまで落ち込まないだけましですね。
ここまでガシガシ動くアクション RPG は高いフレームレートが欲しいですが、Geforce GTX960 ではまぁまぁなレベルです。60fps を維持したいなら GTX980 以上のグラフィックカードが必要でしょうね。
コントローラーについて
操作が忙しいアクションRPGをキーボードとマウスでプレイするのは案の定苦痛だったので、コントローラーを使用しました。
Windows 対応 Xbox コントローラーなら USB 端子に接続するだけで使えて楽です。
プレイした感想
やはり日本のゲームとしての安心感を感じるゲームでした。海外のゲームも良いですが、違う所は世界観、キャラクターデザインもそうですが、仲間との会話などこの辺りだと思います。海外のゲームは基本一人のソロなので。
戦闘
戦闘はフィールドに点在する敵に直接攻撃を仕掛けるアクションです。弱攻撃、強攻撃、ジャンプ、回避を組み合わせて攻撃します。スピード感がある戦闘で、特に攻撃をギリギリで回避した時の分身エフェクトが気持ち良いです。
序盤で思ったのは、1回攻撃を受けた時のダメージが半端なく大きい事に驚きました。回復手段のアイテムも数少なく今後が心配でしたが、しばらく進むと回復アイテムも数多く入手する事ができました。
フィールド
日本のゲームでオープンワールドと称されるゲームにありがちな、フィールドは広いけどクエストがスカスカという事もなく至る所でクエストを受注する事ができました。ただ、ファストトラベルのようなすぐに移動できる手段が最初はありません。5時間くらいプレイした後に解放されます。(時間は個人差があります。)
おわりに
結論は Geforce GTX960 ではグラフィック性能中レベルですが、カクカク感はない程度でプレイする事ができます。もっと高い水準でプレイしたい場合は Gefore GTX980 以上をおすすめします。
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