岐阜県の御嶽山の噴火から約1ヶ月経ちました。戦後最悪の火山災害と言われる御嶽山の噴火ですが、衝撃的な事件でした。私も御嶽山には行った事があります。火山って実際いつ噴火するかわからないですし、自分も火山災害に遭遇する可能性があったんだなぁと恐怖に思いました。
噴火を受け、御嶽山の登山届の提出が義務化というニュースを見ました。
そもそも登山届けとは?
登山届けというものをあまりよく知りませんでした。登山届けとは登山計画書とも呼ばれ、登山前にその山を管轄する警察へ提出する書類です。
その登山届けの提出は義務ではない所もあり御嶽山も提出が義務ではありませんでした。未提出で登った人が多かった模様。その為、捜査の難航に繋がった事から義務化の芳香になったようです。
火山は本当にいつ噴火するかわからないですし、そのリスクを負って登山するのですから全ての火山で登山届けの提出が義務化になっても良いのではないかと思います。
登山届けの出し方
登山届けは特に形式が決まっていません。いきなり白紙から書くのは困難ですので各所でテンプレートが配布されています。
計画書の様式/電子申請できる登山届:JMA 公益社団法人 日本山岳協会
テンプレートに習って書くのが良いでしょうね。
また、以下の事柄は最低限書くべき項目のようです。
・登山者それぞれについて、氏名・性別・年齢・住所・携帯電話番号・緊急連絡先(家族)の電話番号
・登山ルート(登山口、目的の山、経由する山、下山口)
・登山日数、入山予定日時、下山予定日時
・非常時対策はどうするか
・非常時は、どの山小屋に泊まるのか、あるいは、どのルートで下山するのか。
・ここでいう非常時とは、予定時間を大きくオーバーしたり、突然の荒天・負傷、想定以上の積雪などをいう。
・計画変更時の緊急下山ルート
・食糧の数量
(Wikipediaより)
こう見ると意外と書くことが多いんですね。
提出方法
提出方法はいくつかあります。
登山口に近い駐在所に提出、登山口の提出箱、登山口最寄りの駅の提出箱。最後2つに関しては存在するとは限らないときたものです。更に管轄の警察署に郵送かFAX、インターネットで提出できる場合もあると。
素人目からしても、提出方法が定まってなくてややこしいと感じます。こんな様相では登山届を出そうという気になれませんね。もっとしっかり登山届けの提出方法を定めるべきだと思います。