滋賀県の湖東の紅葉スポットとして有名な湖東三山の三大寺院の一つ、「金剛輪寺」へ行ってきました。あまりに有名すぎて混雑するのはわかりきっているので今まで行った事はありませんでした。湖東三山と呼ばれる通り山ですので、登山のつもりくらいで行かないと後悔します。例年11月中旬から12月上旬が紅葉の見頃となりますが、今回は11月22日頃に訪れました。
紅葉時期は大混雑で、静かに紅葉を楽しみたい方にはおすすめできません。
金剛輪寺へのアクセス
自動車で行く場合は、名神高速道路の湖東三山スマートインターチェンジから降りると近いので便利です。湖東三山のインターチェンジはパーキングエリア直結の出口で ETC 搭載車のみしか出られないので注意が必要です。インターチェンジを出て北へ行くとすぐに看板が目に入るのでその指示に従って進みます。
駐車場について
広い駐車場がありますが、早朝から行っても既に満車。臨時駐車場でようやく入れるという状況でした。昼前になると臨時駐車場も満車で空きを待つことになるでしょう。ちなみに駐車場は無料です。
観光バスもかなりの数が停まっており、紅葉時期は大変な大混雑です。
金剛輪寺の紅葉
金剛輪寺の紅葉は血染めの紅葉と呼ばれるほどに全国的に知られているとか。その紅葉の素晴らしさ、実に楽しみです。
まずはこの黒門から中へ入ります。初っ端から注意事項が掲示されていますが、カメラ撮影時の三脚は使用禁止です。
金剛輪寺へ入る為には入山料がかかります。大人600円、中学生300円、小学生200円です。門を入った先にある受付カウンターで料金を支払います。
金剛輪寺の境内案内図です。縦に長いのがわかります。本堂までかなり長丁場になりますよ。
しばらく進むと千体地蔵が続く参道がスタートです。ここからが本番です。
かなり長く300メートル続く急な参道となります。入り口に参拝のともとして杖の貸し出しもあります。
参道の脇に千体のお地蔵様がズラリと並んでいます。前掛けがなされた風車を持ったお地蔵様は水子供養のお地蔵様です。
等間隔に並んだお地蔵様は圧倒されます。芸術性すら感じる程に。
何分歩いたのかもわからなくなりましたが、まだまだ続きますね。これはもう登山ですよ。参道はゴツゴツした岩が顔を出していたり、石段も不揃いな為道が悪いです。気をつけてお登りください。
本堂に到着したら美しい紅葉が出迎えてくれました。紅葉に囲まれた三重塔は見事ですね。ここまで登ってくると少し汗ばむほどに暑くなってきました。紅葉を見ながらしばし休憩です。
当然ながら帰りはまた同じ道程を帰らなくてはいけません。紅葉は綺麗でしたが、道のりは険しい紅葉スポットです。
ちなみに金剛輪寺は紅葉だけではなく、4月にはシャクナゲ、5月にはさつき花、6月から夏にかけては紫陽花やスイレンが見頃となります。
お土産物屋
駐車場脇にはお土産物屋が軒を連ねています。「帰りにこうてってやー。」など盛んに呼びかけられていました。松茸、松茸こんにゃく、近江名物赤こんにゃくなどが売られています。
紅葉スポット情報
金剛輪寺
住所:滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
拝観時間:8:30~17:00
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