ブログを初めて1年半、私も確定申告をしなくてはいけない域に達しましたので初めての確定申告に挑みました。確定申告と聞くとかなり大変そう、手間がかかりそう、めんどくさそうというイメージが強く確かに私も聞く話でそのようなイメージを持っていました。しかしブログ収入を雑所得として申告する場合、思ったより簡単に終える事ができました。
ここでは初めて確定申告をする上で感じた疑問点や感想をまとめます。
確定申告書類の作成
確定申告の方法は先人の方がかなりわかりやすくまとめてくださっているので、そちらをご覧頂くのが吉です。私が参考にさせて頂いたブログ記事は下記の2つです。
年末調整の書類は書いたことがあると思います。確定申告もあのように、また手書きで面倒な書類を作成するのか…。と思われるかもしれません。確かに手で書く方法もありますが、国税庁の確定申告書等作成コーナーでパソコンで書類作成を行う事ができます。
手で書くよりずっと楽です。最終的に PDF として出力され、それを印刷すれば書類の完成です。
確定申告書の作成手順は確かにややこしい部分もありますが、落ち着いて給与所得の源泉徴収票を片手に入力すればそれほど難しい物ではありません。あとブログ等で得た収益（1月～12月）を集計したものが必要となります。
時にはエラーが出てもう止めたくなる衝動に駆られる事もありましたが、エラーは大抵源泉徴収票の入力ミスです。およそ30分ほどで確定申告書が完成しました。
具体的に税金はいくらかかるのか？
前々からブログで得た収入を確定申告した場合、税金はいくらかかるのか？という疑問を持っていました。調べてもいまいち疑問を解決するまでには至りませんでした。かなり高額な税金を納めなくてはいけないのかと心配していましたが、そうでもなかったです。
上のサイトによると収入が195万円以下の場合5％とあります。確かに私の場合も5％でした。
源泉徴収票と副収入を集計したデータがあるなら、確定申告書等作成コーナーでデータ入力のシミュレーションを行えば税金がいくらかかるのか具体的にわかります。
所得税をどうやって納めるのか？
次に思った疑問は、確定申告書はできたけど税金をどうやって納めるの？という事でした。
確定申告書の提出後に、納付書の送付や納税通知などによるお知らせはありません。
という注意書きもよく目にします。だったら尚更どうやって税金を納めるのか疑問です。
税金の納付方法には以下のものがあるようでした。
- 税務署で直接納付
- 金融機関で納付書により納付
- 振替納税
- インターネットでの電子納税
振替納税…「口座振替の依頼書を提出していただく必要があります。」→めんどくさそう。
電子納税…「ご利用に当たっては事前に開始届出書の提出等が必要となります。」→もっとめんどくさそう。
金融機関で納付…「納付書がねぇ！」
やはり直接現金で納付する方法が確実で安心です。最初は確定申告書を税務署へ郵送しようと思っていましたが、納付書もないし初めてなので税務署へ行った方が良い経験になるかなと思い税務署へ行ってきました。税務署なんて人生初です。
税務署での手続き
都市部の税務署では土日でも開いている所があるようですが、私が済む管轄の税務署は平日のみ。朝一に向かいました。確定申告相談コーナーは混雑していましたが、確定申告書の提出だけならすぐに終わります。税務署にいた時間は10分もないくらいです。
色々と質問されるのかと思いきや不備がないか確認されるだけで何も尋ねられる事はありませんでした。
ここで、確定申告書を郵送する場合どのように税金を納付するのか聞いてみました。税務署に納付書を取りにくるか、郵送の際に返信用封筒と納付書を送って欲しい旨を記載すれば納付書とともに返信してくれるそうです。若しくは、振替納税か電子納税を利用するかとの事。
税務署も確定申告の時期は莫大な量の書類を処理しているわけですし、納付書が本当に返信されてくるのかも心配です。納付期限の3月15日を越えてしまっても困ります。やはり税務署で確定申告書を提出し、その場で現金で納付してしまうのが一番安心かと感じました。
おわりに
確定申告で雑所得として申告は思っていたよりも簡単に終わりました。確定申告と聞いて気を張る必要もありません。落ち着いて正確に記載すれば問題ありません。
初めての確定申告の場合は、税務署へ行って提出したほうが良いかもしれません。不備がないか確認してもらえますし、これで正しいのかどうかの確認もできます。私の場合、税務署へ行った事で印鑑の押し忘れを回避する事ができました。
皆様の確定申告の参考になれば幸いです。
