どこのネットショップ、ショッピングモールでもそうですがマニュアル通りにただ商品を載せただけでは売上向上に繋がりません。ちょっとしたカスタマイズで商品ページの回遊率を高め、商品が売れる機会を増やすことができます。
カスタマイズ方法については色々ありますが、そのうちの一つとして今回紹介します。
商品を載せただけでは何故ダメなのか
新しい商品を仕入れたら、新しい商品ページを作成して商品ページに掲載します。これは当然の流れです。しかし全く新しいページなのでそのページまでの導線を作ってあげなければ、ページを見てもらえる事はほぼありません。
楽天では商品レビュー数が物を言います。レビュー数が多いほど楽天トップページからの検索画面の上位に出てきやすいです。その為、新しい商品は楽天や Yahoo ショッピングなど大型モールでは検索結果にも出てきづらいでしょう。
商品ページは見てもらわなければ売れません。商品を見てもらうためには商品ページに掲載するだけではなく、そこまでの導線を作る必要があります。
問題点
商品ページにただ商品を載せただけの場合、仮にそのページがお客様に見てもらえたとしてもそこで行き止まりです。大きさが違うなぁ、欲しい色じゃないなぁ、等そこに欲しい物が無かったり想定していた物と違うのであればお客様はすぐに離脱してしまいます。楽天ショップであれば戻るボタンを押して他店へ行くことでしょう。
商品ページの回遊性を高める
新聞の折込広告を想像してみてください。何か欲しい物があれば、チラシを手に取って色々と商品を見る事もあると思います。チラシを見ているうちに欲しい商品の他にもこんな商品があるんだとか、こっちの方が良さそうだな、これの方が安いなと選ぶことも楽しいのではないでしょうか。チラシには色んな商品が載っているからですね。
そこがヒントです。
ネットショップの商品ページというのは、そこに載っている商品を事細かに解説、説明している事が多いです。ようするにそこで行き止まりなんですよね。お客様は行き止まりなので後退するしかありません。そこで、新聞の折込広告を応用に使えないかという事です。
新聞折込広告を応用して商品ページに反映
ネットショップであれば、1商品2商品だけを取り扱っているわけではなく沢山の商品があると思います。これから新商品を出すという時は、取り扱っている商品から類似商品、関連商品をリストアップしてみましょう。
そして新聞折込広告のように商品を配置、価格も書いてあるような画像を作成し商品ページの最後に関連商品として画像を貼ります。当然リンクも張らないといけません。
すると商品ページを下まで見たお客様は、新聞折込広告のように「こんな商品もあるんだ」と興味を持って他の商品ページも見に行ってくれるかもしれません。延いては売上アップに繋がっていきます。
そしてリストアップした関連商品全てにリンクを付けたら、かなりショップ内の回遊率は上がると思いますよ。
おわりに
商品ページを作っても、やはり見てもらわなくては話になりません。いかにその商品ページヘ誘導できるかが鍵です。今回紹介した方法はほんの一例です。他にもいろいろな方法を検討してみてください。