ある日、パソコンの電源を入れた時ディスプレイの異常に気が付きました。ディスプレイの画面解像度が変わっているのです。通常、画面解像度なんていうものは自分で変更しない限り変わりません。それが実際に変わってしまっているのですから珍妙な事です。
言葉で説明してもピンと来ないと思いますので図を作ってみました。黒い線が実際のディスプレイサイズで、赤い線がディスプレイに表示されている画面サイズです。つまり、はみ出しています。ディスプレイの解像度は1920*1080ですが、実際に表示されている画面解像度は2560*1440はありそうな印象でした。
確認した事
画面解像度が勝手に変わってしまったので、Windows の画面解像度の設定を確認してみました。ここに何かしら変化が見られる筈です。画面解像度は、デスクトップの何もない所で右クリックしてメニューから「画面解像度」を選択します。
変化が見られませんでした。
デスクトップが画面からはみだしており画面解像度は2560*1440ほどありそうな感じでしたが、そんな解像度には対応していません。試しに低い画面解像度に設定してみてもはみ出し具合は変わりませんでした。
つまり、Windows 側の設定では何も変わっていないけれどもディスプレイの解像度が異常になっているという事です。となるとディスプレイ側に問題がありそうです。
違うディスプレイに交換してみた
治りました。
どうやらディスプレイの故障だったようです。
ディスプレイの画面解像度が勝手に変わるという不具合例はネット上でも多数報告されていますが、今回のポイントは Windows 側の設定は何も変わっていなかったという所です。Windows は正常に動作しており、ディスプレイ側に問題があるという原因の切り分けができました。
もしこのような不具合に出くわしたら Windows 側の画面解像度の確認、問題なければディスプレイの故障を疑いましょう。