中部国際空港(セントレア)へ行く方法としてはいくつかの方法があります。主に自動車、電車、バスの3パターンです。ここでは例として名古屋駅から中部国際空港へ行き2泊3日の旅程と仮定して紹介しますが、安く行くなら電車が圧倒的におすすめです。その理由についてお伝えします。
目次
中部国際空港までの交通費と所要時間比較
バスの場合
バスで行く場合、名鉄バスセンター3階5番乗り場よりセントレアリムジンバスが1日8本運行しています。
料金は大人1,200円、小人600円で所要時間はおよそ1時間半です。ただし、バスですので渋滞など交通事情によって到着が遅れる可能性があります。
http://www.meitetsu-bus.co.jp/airport/limousine
自動車の場合
自動車で名古屋駅を出発、高速道路を利用して中部国際空港へ行くと仮定します。所要時間は渋滞がなかったとして約50分です。
名駅ICから高速道路に入り、セントレア東ICまで ETC 利用で1,700円です。(ルートによって多少前後します。)
更に自動車の場合駐車場が必要になります。セントレアの駐車場を利用した場合、2日間で3,000円です。民間の駐車場を利用するともう少し安く抑えられますが距離が遠いので時間がかかるのがデメリットです。
そしてさらにガソリン代がかかります。
電車の場合
電車で中部国際空港へ行く場合、名鉄名古屋駅から終点中部国際空港駅で降ります。特急利用なら乗換なしです。
特急は1時間に約2本出ており料金は870円で、所要時間は35分です。プラス360円払って更に早いミュースカイがありますが、所要時間は7分しか変わりません。ただし指定席なので必ず座る事ができますね。
特筆すべきは中部国際空港駅は空港直結なので改札を出れば既に空港の中です。電車なので特別何か理由がない限り遅延はありません。安い上に早いのです。
まとめ
料金と所要時間についてまとめます。
- バス:1,200円(所要時間:90分~)
- 自動車:4,700円+燃料費(所要時間:50分~)
- 電車:870円(所要時間:35分)
電車利用が圧倒的に安く早い事がおわかりになると思います。
メリットとデメリット
自動車で行くメリット
- たくさんの荷物も持ち歩く必要がない
- 好きな時に帰れる
- 自由なルートで帰れる
自動車の場合バスや電車と違い時刻に縛られる事がないというのが主なメリットとなります。
自動車で行くデメリット
- 交通費、諸費用が最も高い
- 燃料費もかかる
- 運転に疲れる
- 駐車場から空港まで時間がかかる
必要な料金が最も高いのに、駐車場からかなり距離があり歩きます。民間の駐車場の場合更に距離が開きます。
電車で行くメリット
- 料金が安い
- 空港直結なので駅を出たらすぐ空港
- 車を運転する必要がない
やはり安くて早いというのが最大のメリットです。電車に乗っているだけで他の事をしていても寝ていても到着するので楽々です。
電車で行くデメリット
- 時刻表に縛られる
- 23時31分が最終
- 荷物を最後まで持ち歩く必要がある
電車の本数は多いものの、時刻表に縛られるのがデメリットとなるでしょう。最終は23時31分で万が一飛行機が遅延して最終に乗れなかったら立ち往生してしまいます。あと、行きも帰りもスーツケースを終始引いて行かねばなりません。
おわりに
私も今まで中部国際空港へ電車で行くという発想がなかったので自動車で行っていたのですが、電車の安さと早さに気付いた時はかなり料金を節約できる事を知って衝撃を受けました。メリットとデメリットを考慮しても安く中部国際空港へ行くなら電車が一番おすすめです。