通販などで安い家具を買うと、不良品に当たる可能性が結構高いのです。安い所はほとんど中国製で検品も適当です。
中でもよく当たる不良品はネジが入らないタイプです。ねじを入れるには、ねじを回し入れる為の溝が必要です。その溝がなければ入るわけがありません。
ねじが入らないという不具合は致命的です。支柱が入らなかったり、キャスターが入らなかったり、製品として使えません。
不良品が届いてしまった怒りはわかります。大抵のお店は連絡すれば交換してもらえます。しかしそれに時間を取られる事自体が腹立たしくありませんか?不良品の部品を梱包し、送料着払いでも送り返して、ちゃんとした部品を届くまで待たなくてはいけません。
せっかく楽しみに待っていた商品を、更に待たなくてはいけないのです。
ねじが入らない不良品なら自分で直せます。自分で直せたら無駄な時間を費やす必要もありません。
ここではねじが入らない場合に自分で修理する方法を解説します。
ねじが入らない場合の対処法
まず修理するにはねじきりタップというものが必要です。ねじ穴のない穴にねじが通るようにする道具です。
一般家庭にはまずない工具ですが1,000円台で購入できます。あまりに不良品に当たる確率が高いので購入しました。
ネジ穴には規格が数種類あって必ずどれかにあたります。
上の写真のようにハンドルに固定して使います。
ねじ切りタップを差し込みます。ねじと同じ要領で軽く手でねじ込みましょう。入らない場合は、1つ小さいねじ切りタップを使ってねじの溝を作ると良いです。
ここでねじ切りタップはまっすぐ差し込むのが大切です。曲がったままねじ込むと、ネジ穴も斜めになってしまいます。
少し回して固くなってきたら、一度ゆるめてもう一度ねじ込みましょう。これを繰り返していく事でネジ穴ができます。
ネジ穴がなくて入らなかったねじが入るようになりました。
おわりに
お店には不良品を改善してもらいたいですから、レビューに記載するくらいはした方が良いかもです。