滋賀県長浜市の旧浅井地区に店を構えるあやべ豆腐店へ行ってきました。豆腐と言えば、味噌汁、冷奴など食卓に登場する機会も多い食材。購入するにあたってはスーパーかコンビニが当たり前の時代です。しかし、個人の豆腐専門店は大量生産のスーパーやコンビニの豆腐に負けじと工夫を凝らした特徴ある豆腐を生産されています。
今回ご紹介するあやべとうふ店は、店主さんが三重県の会社で5年間豆腐を生産してきた後、滋賀の地で豆腐屋を独立開業されたそうでご夫婦で経営されています。
あやべ豆腐店のアクセス
住宅街の奥まった所にあるので少々わかりにくいです。国道365号線からなら草野川橋南詰の交差点を東へ進みます。
しばらく進むとあやべとうふ店の小さな看板が左手に見えます。小さいですし脇道があるのかもわかりづらいので通りすぎてしまうかもしれません。
その看板を目印に左折すると、車が1台通れるのがやっとな小路になります。脇には清らかな小川が流れておりのどかです。
50mすすむとあやべとうふ店を見つけました。看板がなければ一般民家です。お店が開いてるかも判断が難しいですが11時から開店です。左側の茶色いのれんがかかっている所がお店です。
あやべとうふ店のメニュー
豆腐屋なら定番の、絹ごし豆腐、木綿豆腐、あつあげ、油揚げ、おからなどが販売されています。その他にも加工品やお惣菜もあります。
絹ごし豆腐を購入しました。1丁200円(税抜)です。高いと思われるでしょう。確かにそう思いました。しかし、価格は店主さんの自信の表れ。その価格の理由があるのでしょう。
豆腐の大きさは、幅9cm×奥行9cm×高さ4cmです。1丁で2人分が調度良い大きさです。パッケージはスーパーで売られている豆腐と変わりありません。
あやべ豆腐実食
絹ごし豆腐を冷奴でいただきました。まず切ってみて思ったのですが物凄く柔らかい印象がありました。当然豆腐は柔らかいのですが、それ以上に柔らかさがありました。
口の中に入れるとじわっととろけるように大豆の風味が広がり凄くミルキーな味わいでした。これはヨーグルトかと思うような食感です。そして豆腐としての味が濃くやや甘味があります。スーパーで買う豆腐とはひと味も二味も違う美味しさでした。この味にファンが付く事も頷けます。1丁200円でも買いたいという価値はここなのでしょうね。
豆腐の食べ方紹介
また、店内では豆腐の食べ方の紹介もありました。まずは基本の冷奴、塩・柚子胡椒、わさびしょうゆも合います。オリーブオイルも可。
そして豆腐のっけ丼。ご飯の上に豆腐をのせて、ネギや青じそ、わさびなどの薬味をのせ醤油を少々。そして混ぜながら食べるとご飯の甘味も相まって美味しいそうです。
おわりに
スーパーやコンビニの豆腐も安くて手軽ですが、個人経営の豆腐専門店の豆腐もまた違った豆腐の味わいを楽しめます。ご近所の豆腐専門店を訪れてみてはいかがでしょうか。
お店情報
あやべ豆腐店
住所:滋賀県長浜市北ノ郷316
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜日
食べログ:あやべとうふ店 - 長浜/豆腐料理・湯葉料理 [食べログ]