人生で初めてインフルエンザにかかった時、咳や高熱などのインフルエンザの症状の他にこんな症状に見舞われました。
全ての音が低く聞こえる症状
最初は気のせいだと思っていました。人の声が多少低く聞こえようがあまり気になりませんが、電子音はそうはいきません。最初に気がついたのは車のETCの電子音でした。半音の半分(1/4音)くらい低く聞こえるのです。最初自分の耳がおかしいとは疑いもせず、機械の調子が悪い?などと思っていました。
耳がおかしい事に気がついたのはピアノを弾いた時でした。電子ピアノなのに調律が狂うはずがないと。
原因はフラベリック錠
調べてみると音が低く聞こえる症状はインフルエンザによる症状ではなく、病院で処方された鎮咳剤「フラベリック錠」という薬が原因でした。病院で処方された薬のリストを見ると、確かに「フラベリック錠」がありました。フラベリック錠が処方されていればインフルエンザ以外でもこの症状に見舞われる事があるという事です。
このフラベリック錠の副作用で音感が変化する聴覚異常が発生するようです。ただし、全ての人に発現するわけではない模様。
その後の経過
全ての薬がなくなり、飲まなくなってから1日経過したら耳が通常に戻りました。
音楽方面の仕事をしている人や、楽器をやっている人じゃないとこの副作用にも気が付きにくいそうです。音が1/4音くらい低く聞こえるというのは意外にも気持ちが悪いものでした。