自転車もタイヤの空気が抜けてきたらペダルを漕ぐのが重くなって進みにくくなりますよね。日常的に自転車に空気入れを行いますが、自動車も同様に定期的に空気を入れる必要があります。
タイヤの空気は自然に少しずつ抜けていきます。自動車もタイヤの空気圧が減ると進む為に強い力が必要となって燃費も悪化します。それだけではなく、タイヤの空気圧が低い状態で高速道路を走るとバースト(破裂)する恐れがあり大変危険です。
その為、スタッドレスタイヤやノーマルタイヤに替える際には空気が少なからず抜けてしまっているので空気を入れる必要があります。自動車に空気を入れる機材を持っていなければ、ガソリンスタンドで無料で空気を入れられます。
自動車のタイヤの空気の入れ方
自動車のタイヤに空気を入れるにも少し注意点があります。自転車だとどの程度空気を入れるか勘に頼る事もあると思いますが、自動車だと勘で適当に入れるわけにもいきません。空気圧が低くても高すぎても不都合が発生します。空気圧が高すぎるとタイヤの接地面積が減ってグリップ力が低下、ブレーキが効きにくい、タイヤの中心部だけが摩耗し寿命が低下、バースト(破裂)する恐れもあります。
自動車のタイヤには車種ごとに指定空気圧が決められており、これが適正空気圧となります。
指定空気圧の調べ方
一番簡単な調べ方は、大抵の日本車であれば運転席のドアを開けて後部座席側を見ると書かれています。普段車に乗る上では死角となる場所なので、こんな所に書かれている事をご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もう一つの方法は、車の取扱説明書を見ましょう。仕様ページにタイヤの指定空気圧が書かれています。前輪と後輪で指定空気圧が異なる場合もあります。
ガソリンスタンドでの空気の入れ方
大概のガソリンスタンドで空気入れが設置されています。ガソリンを入れる場所とは異なる場所にあるので、わからない場合は聞いてみましょう。
空気入れの機械もアナログ式、デジタル式など種類がありますが、基本は指定空気圧の数値を入力して後は自転車と同様にタイヤの空気の入口の蓋を開けて空気を入れるだけです。上の写真の機械はダイヤルで指定空気圧を設定するタイプです。
ちなみに、高速道路を走る場合は空気圧を高めに…という常識もありましたが、現在ではタイヤの性能がアップし高めにする必要はないそうです。
しかし現在では、タイヤの性能がよくなっているため、高速走行時だけ特に高めに調整する必要はありません。
大切なのは、一般道でも高速道路でも、指定の適正空気圧を保つことです。(引用元)
おわりに
タイヤの空気圧は車検や定期点検で確認してもらえるので気にした事がないという人もいらっしゃるかもしれません。。しかし自分でタイヤ交換をした場合には空気を入れないと空気圧が低い状態で走る事になるので色々不具合が出てきます。特にバーストは命に関わる事故になる可能性もあるので経験したくはありません。そんな事態にならないように、定期的に空気圧のチェックは行いたいものです。できれば月1回は空気圧チェックを行うのが吉です。
関連記事
-
タイヤのホイールナットが緩んで紛失、1個で買う方法はあるか
車の発進時や曲がる時にわずかなゴリッという音がする事に気づいてタイヤ周りを点検してみると、ホイールナットが1個無くなっていました。それも残っているホイールナットも緩んでしまっているのです。すぐに全ての ...