宅配便は誰かに荷物を送る時や通販等で購入したものを自宅へ届けてくれるものですが、自宅に届けない事もできます。具体的には自宅へは届けずに営業所まで届けて取りに行く方法です。ヤマト運輸では営業所止置きサービスを無料で利用する事ができます。
営業所止置き(センター止め)サービスを利用する事で以下のようなメリットがあります。
目次
営業所止置きのメリット
- 自分の住所を知られずに荷物を送ってもらえる
- 自宅に届けてもらっても誰もいないので自分で取りに行ける
- 持って行くには大変な大きな荷物を営業所へ送って出先で受け取る
- ホテルの近くの営業所へ送れば手ぶらで旅行に行ける
住所を知られたくない場合
住所も一つの個人情報。なるべく個人情報は渡したくないという方もいらっしゃるでしょう。そういう場合、誰かに荷物を送ってもらう場合に自宅近くの営業所止めで送ってもらえば自宅の住所を知られずに済みます。
自分で荷物を取りに行きたい場合
仕事をしていていつも帰宅が遅いという人も多いでしょう。そういう場合に自宅へ送ってもほとんど受け取れないのではないでしょうか。不在票などのやり取りも面倒なので最初から自分で営業所へ取りに行けば確実です。
大きな荷物を送って自分で受け取る
営業所止めで送った荷物は送った本人でも受け取る事が可能です。つまり、遠くの場所へ行く予定があるけど大きな荷物は持っていくのが大変。そういった場合に大きな荷物は予め近くの営業所へ送ってしまえば出先で荷物を受け取ることが可能です。
ホテルの近くの営業所へ送って手ぶらで旅行
旅行となるとスーツケースなど大きな荷物になりがちです。車ならともかく、電車や飛行機を使う場合宿泊先まで持っていくのは大変です。そういう場合は旅行の荷物も宿泊先の近くの営業所へ送って現地で受け取る事ができます。
ホテルへ送れば良いという意見ももっともですが、場合によってはホテルで荷物を受け付けない所もあります。
営業所止め(センター止め)で荷物を送る方法
営業所止めで送る方法は何も難しい事はなく、いつもと同じです。お届け先の書き方が肝です。荷物を受け取りたい営業所の住所を記入します。
住所にはヤマト運輸のセンター名と最後に「止め」と書くのが重要です。センター止めの下には受取人の名前を記入します。送った本人なら本人の名前です。
注意点
受け取る営業所は実は慎重に選ばなくてはいけません。土日に旅行に行くのに営業所が土日に開いてなかった!取りに行ったら既に閉まってた!となれば悲惨です。土日祝に受け取りたい場合は、土日も営業している営業所を探しましょう。以下の公式サイトで営業所を探す事ができます。
営業所止めの荷物を受け取る方法
営業所が開いている時間に直接営業所へ行きます。本人か家族が受け取る場合必要なものは荷物のお問い合わせ番号と身分証明書と印鑑です。第三者の場合は受取人の身分証明書のコピーが必要です。
いつまで保管してくれるの?
営業所止めで送った荷物は最大1週間保管してくれます。営業所に荷物が届いてから1週間です。1週間を越えたら返送されます。
自分が営業所へ行く日を目安にお届け希望日を設定しても無駄です。営業所には翌日か翌々日には届いてしまいます。
1週間以後に受け取りたい場合
あまりに保管期間が長いと受け付けてくれないかもしれませんが、ヤマト運輸のお問い合わせ窓口に電話でその旨を伝えましょう。
おわりに
ヤマト運輸での営業所止めで送る方法を紹介しましたが、佐川急便では「営業所受取サービス」、郵便局では「郵便局留サービス」など同様のサービスがあります。住所を知られない、通販で買った物を自分で取りに行ける、手ぶらで旅行に行けるなどメリットは大いにあります。このような使い方には是非活用したいですね。
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