かねてから NINTENDO NX という名前で WiiU の後継機として噂になっていましたが、2016年10月20日23時に唐突に新ハード「Nintendo SWITCH」が発表されました。同時にコンセプトムービーも公開されました。
どっちのSwitch?|Nintendo Switch|任天堂
やはり据置機と携帯ゲーム機のハイブリッド型でしたね。実は下記記事を書いた2014年8月の時点でハイブリッド型を予想していました。
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新型!Newニンテンドー3DSが電撃発表に思う事
2014年8月29日、任天堂よりニンテンドー3DSの新型「Newニンテンドー3DS/3DS LL」が発表されました。従来の欠点を改善し、驚きの機能も搭載されています。 目次1 右スティック追加1.1 ...
据え置き機がかつてのように振るわない昨今、その流れを変えるのは据え置き機と携帯機の融合ではないかと思っていましたが、Newニンテンドー3DS でそちらに舵を切ったのかなという印象を持ちました。今のところ WiiU も柱に据えていますが、次の世代では据え置き機と携帯機の隔たりも無くなるんじゃないかと予想しています。
予想が当たって結構嬉しかったです。
Nintendo SWITCHの特長
コンセプトムービーを見ると、据え置きゲーム機のゼルダの伝説と思われるゲームをプレイしている様子が映し出され、コントローラーを分解して液晶ディスプレイに組み替えてあっという間に携帯ゲーム機に変貌を遂げていました。つまり、今までは据置型ゲーム機のゲームは自宅でしかプレイできませんでしたが、クオリティを損なうことなく携帯ゲーム機としてもプレイできるという事です。据置型と携帯型のこの切替の早さ、これが SWITCH というネーミングに繋がったのでしょうね。
WiiU のように本体の近くでしか携帯ゲーム機としてプレイできないわけではありません。外でも、更には飛行機内でもプレイしている様子が映し出されています。どういう形態になるかまだわかりませんが、携帯版ではゲームのメディアは必要なさそうです。
また、携帯版のディスプレイもタブレット程度の大きさと薄さで WiiU ゲームパッドよりは軽そうです。WiiU ゲームパッドでプレイしていた時に思っていた事ですが、画面の情報量が多いゲームだと文字が小さすぎて読みづらかったんです。Nintendo SWITCH は解像度的な意味で改善されているといいな。
驚いたのは携帯版のコントローラーの2つを2人で持って対戦プレイしている様子も映されていました。据置ゲームを携帯ゲームのように手軽に対戦できるというのは良いと思います。テレビの前に集まる必要もないのです。据置機と携帯機の境界がなくなりました。
価格は?
29,980円と発表されました。従来の25,000円という流れは壊れてしまいましたね。
発売日は?
2017年3月3日に発売と発表されました。コンセプトムービーを見るにロンチタイトルには新作 3Dマリオやスプラトゥーン2が用意されている事を期待させるものでした。
Nintendo SWITCHに思うこと
据置機と携帯機のハイブリッド型はかねてから予想していたことですが、これが成功するのかと言われれば個人的には微妙といったところです。価格とゲームタイトル数が鍵かなと思っています。据置機と携帯機のハイブリッドですし、コストは結構かかってそうです。更に性能も上がっているのであれば従来のように2万5千円での発売は難しそうに思います。だからといって3万円や4万円になるのであれば、ファミリー層にはハードルが高い価格帯になってしまいます。
WiiU ではソフト数が思ったほど出ず、任天堂に対する信頼も落ちているのではという心配もあります。確かに WiiU のタイトル数は目に見える形で目減りしていきました。この少なさは次世代機の Nintendo SWITCH にリソースを割いていたと思いたいですが。
今後の動向に期待です。