ストア(Store)とショップ(Shop)という言葉は英語でありながらも、日本でもよく耳にする言葉だと思います。ご存知の通り、どちらもお店という意味には変わりません。先日「ストアとショップってどう違うのだろう?」と尋ねられて即答できなかったので、ちょっと調べてみました。
ストアとは
ストアとは、お店の中でも食料品店や雑貨屋という意味合いがあります。英和辞書で調べてみましょう。
1.食料雑貨店、食料品店、店舗用建物
2.雑貨屋、よろず屋
3.蓄え、貯蔵、備え
4.倉庫、貯蔵所
5.多量、多数、たくさん
6.肥育用素牛
7.データ記憶(再生)装置
8.屋台、売店
Store だけでこれだけの意味がありますが、場合によっては屋台、売店、倉庫もストアの部類になるようです。英語圏では雑貨屋とか食料品店というように様々なものを売るお店を指すという風潮があるそうです。日本でもコンビニは至る場所にありますが、正式名称は「コンビニエンスストア」です。コンビニもストアの部類に入るわけですね。
ネット上では Chrome ウェブストア、App ストアなどがあります。これはおそらく倉庫という意味合いなのでしょうか。
ショップとは
ショップとはストアとは違い、小売店、商店、専門店という意味合いがあります。英和辞書で調べてみましょう。
1.小売店、(特に)小さい商店
2.専門店、(大商店の)特定品売り場、各専門部門
3.アトリエ、工房
4.工場、製作所、営業所、会社、事業所
5.工作室、工作
6.仕事の話
7.買い物(すること)
Shop にも様々な意味があります。英語圏ではストアは様々な物を売る店なのに対し、ショップは一定のジャンルに特化した専門店を指すという風潮があるそうです。例えば、花屋もショップです。靴屋もショップです。Apple の専門店は何故 Apple ショップではなく Apple ストアなのかはよくわかりません。海外でも線引きは曖昧なのでしょうか。
おわりに
結局線引きは曖昧でしたが、ストアは色々な物を売っているお店、ショップは専門店という解釈を持っていれば間違いないでしょう。