灯油を入れる時、何を使うかと言われればもちろん「灯油ポンプ」を使いますよね。寒い冬の時期にはお世話になる方も増えると思います。灯油ポンプの中にも色々種類があり、手動式、電動式、更に満杯になったら自動で止まるものまであります。
ところで、手動式灯油ポンプはずっと手でシュポシュポとしていなければならずしんどい、大変と思われてはいないでしょうか。実はそんな事ありません。「手動」と名は付いていますがそれは最初だけで、正しい使い方をすれば自動で流れていきます。正しい使い方を知って、今後は楽に手動式灯油ポンプで灯油を入れましょう。
手動式灯油ポンプの使い方
- 灯油ポリタンクを台等に載せて高い位置にする。(20cmくらい)
- 灯油ポリタンクと空のタンクに灯油ポンプを挿し込む。
- ポンプの頭のキャップを閉める。
- 何回かポンプを押して灯油を流し込む。
- しばらくすると手を離しても灯油が流れていきます。
- タンクの覗き窓を見ながら、満杯になりそうな所でポンプのつまみを開けると止まります。
この原理をサイフォンの原理といいます。
何故勝手に流れていくの?
灯油のような液体にしろ何でも地球上では下へ落ちていくとういのはご存知の通りだと思います。重力がありますので。
まず灯油ポリタンクを台等に乗せて高い位置にした意味は、灯油ポリタンクの水位を灯油ポンプの出口より高い位置にする為です。ポンプを挿しただけでは、ポンプの折り返し地点まで灯油が上がってこないので流れません。
そこで最初のうちだけポンプを押して灯油タンクへの流れを作ります。液体は低い方へ流れていくという性質から、あとは勝手に流れていくのです。
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