約2年3ヶ月使用した HTC J(ISW13HT)から HTC J Butterfly HTL23 にクーポンを使って機種変更してきました。色はブルーにしました。待望の HTC 新機種!初代 HTC J からこの機種に機種変更を検討している人も多いと思うので、軽く比較を交えたレビューをしてみます。
目次
液晶保護フィルム
液晶保護フィルムはレイアウトのものを買いました。いつもならホコリの一つや二つ、気泡の一つや二つが入ってしまって鬱になっていましたが、これは驚くほど綺麗に貼れました。
その理由は、仮止めが出来る事です。仮止めする事によって位置ズレを防止出来、フィルムの貼り付けに集中できます。
ホコリや指紋が付く前に、製品に最初に付いている仮フィルムを剥がしてすぐに保護フィルムを貼る事をおすすめします。
本体外観
本体右面には microSD カードスロット、本体左面には音量上下ボタンと sim カードスロットがあります。microSD カードと sim カードは逆の方が良かった気がします。ISW13HT とは違い裏蓋取り外し不可の為、裏蓋の中にあったものが側面に移動しています。
そして本体下面にはイヤホンジャックと、microUSB 端子があります。ISW13HT では microUSB 端子が側面にあった為に凄く挿しにくかったので下面になったのは良かったです。そして何より両方ともキャップレスになりました!私の ISW13HT はキャップが摩耗して半年前に取れてしまい無残な姿になっていました。
ちなみに電源ボタンは変わらず上面に配置されています。
画面サイズ
画面でかい!ISW13HT に機種変更した時でも画面の大きさに驚いたものですが、更に大きくなっています。片手で文字入力などが厳しいです。できなくはないんですが、よくミスるので片手で本体を持ち、もう片方で文字入力する感じになっています。
手に持った感触
ISW13HT と同じく、丸みを持った裏面となっており手に馴染みます。厚みは HTL23 の方が薄く感じます。
重さ
14g 重くなっていますがあまり気になりません。むしろこれだけ大型化してたった 14g の違いというのが驚きです。
ディスプレイ
綺麗すぎて感動しました。
ISW13HT では有機EL のペンタイル配列が採用されていました。少ない画素数でも見かけの解像度を高く維持できるという仕組みですが、よく見るとジャラジャラした感じがしました。(細かい点々が見える感じ)
HTL23 は液晶パネルでフルHD。くっきりしていてとても美しいです。
レスポンス
レスポンスに関しては ISW13HT でも不満はありませんでしたが、HTL23 を触った印象はヌルサク動作で超快適。キャッチコピーの「いつの間にか夢中です。」にも納得です。
内部ストレージ
ISW13HT に比べ倍になりました。今までにも別に困ってませんでしたし、十分です。
3G から 4G LTE
体感でもかなり速く感じますね。
動画再生・音質
音やばぁぁぁぁ!!画質!!!!
初めて動画を再生してみた時の感動を文字にしてみました。フルHD 液晶は動画再生でも美しく、さらに FPS も高い印象がありました。2機種で同じ動画を再生しましたが段違いです。
音質も段違いです。HTL23 では正面に二つのステレオスピーカー、ISW13HT では背面に一つのスピーカー。最大音量も HTL23 の方が大きく、低音が効いていてクリアな印象がありました。イヤホンを挿しても HTL23 の圧勝。ISW13HT でも音楽面の機能が推されていましたが、HTL23 でかなりの進化が伺えます。
録音
音質はレビューされている所は多いですが、録音はあまりないんです。よくスマホで音を収録するので重要な所です。
ISW13HT では音質は悪かったのですが、 HTL23 ではまぁまぁといったところです。
バッテリー持ち
カタログスペックでも連続待受時間が 約310時間 → 約430時間と長くなっています。
100%充電して、設定やアプリインストール等かなり弄り倒して上で1日終了したら残量は40%でした。バッテリー持ちは申し分ないと思います。また場合に応じて省電力モードなども活用すればもっと持ちそうです。
防水・防塵
ISW13HT では防水・防塵とも非対応ですが、HTL23 では両方に対応しています。しかし、防水・防塵が謳われていてもどの程度まで可なのか気になる所ですね。
防水機能
HTL23 では「IPX5/IPX7」の防水規格をクリア。
性能的には「あらゆる方向から水をかけられて濡れても大丈夫であること」がIPX5の防水規格、「常温で水道水、かつ静水の水深1mの水槽に電話機本体を静かに沈め、約30分間水底に放置しても、電話機本体内部に浸水がなく、電話機としての性能を保持できること」というものがIPX7の防水規格をクリアしているという事です。(引用元)
万が一、真水に落として水没しても大丈夫のようです。しかし、microSDカード、simカードスロットのキャップが正しくはめられている状態である事が条件になります。イヤホンジャックや microUSB端子はキャップレス防水になっている模様。
防塵機能
HTL23 は IP5X という防塵性能をクリア。具体的に対応しているとどう優れているのでしょうか。
IP5Xとは、保護度合いを指し、直径75um以下の塵埃(じんあい)が入った装置に電話機を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに電話機の機能を有し、かつ安全を維持することを意味します。(引用元)
防塵非対応端末をずっと使ってきたので、日常生活に困る事はなさそうですが。
カメラ
左:HTC J(ISW13HT) 右:HTC J Butterfly(HTL23)
同環境で撮影しました。未加工です。ISW13HTは青が強い印象。
また、HTL23 はカメラ機能も充実しています。背面には2つのカメラを搭載し、奥行きを認識できるようになってぼかし効果も後から付けられるそうですが、まだ試していません。
更に日本初のインカメラ500万画素。個人的にはあまり使いそうにありません。
ワンセグ・フルセグ
ISW13HT ではワンセグのみでしたが、HTL23 ではワンセグ・フルセグに対応。ワンセグは耳慣れていますが、フルセグはあまり聞いたことがありません。
フルセグは解像度も高く、動画の滑らかさのフレームレートも高く普通のテレビ(地デジ)レベルの放送を見られるそうです。
しかし、私の自宅はワンセグ受信範囲外なので評価不可です。
ちなみにワンセグ・フルセグを試聴するには、イヤホンジャックにアンテナを挿す必要があります。これが無くしそうで受信できたとしても使わないでしょうね。
ドットビューケース
最初ケースは付けるつもりはなかったのですが、機種変特典で2000円還元があり、背面が指紋がべったり付きそう、せっかく HTC純正のケースがあるので買いました。差額の1500円程度で購入。
特長
蓋を開けずとも、時計・天気・気温等を確認する事ができます。蓋を開けて、手を離すと勝手にパコッと蓋が閉まるので心地よいです。
右面・上面・下面は空いているので、電源・音量ボタン・イヤホンジャック・USBはカバーのまま使えます。microSD は左面が覆われている為取り出せません。しかし、microSD スロットが硬くて簡単に取り外せるものでもないのでデータ移動は他のツールに頼る事になりそうです。
また、通常スリープ状態から復帰するには電源ボタンを押さないといけませんが、ドットビューケースだと蓋を開けただけで復帰→ロック画面へ遷移します。かなり便利ですね。画面を布などで塞いで取っても復帰せず、ドットビューケースを開けた時だけ復帰します。どういう仕組なのか謎です。
ちなみに裏面は htc のロゴが入っておりオシャレ。手触りはさらさらです。
まとめますと…
メリット
- 蓋を閉めたまま電話できるので画面が汚れません。
- 蓋を閉めたままで下へスワイプで電話を切れる。
- 蓋を開けるだけでスリープ復帰・閉めるだけでスリープ開始。
- 閉めた状態で時計・気温・天気等が確認できる。
- 蓋が軽く勝手に閉まる。
- 万一落とした時のダメージを軽減。
デメリット
写真が撮りにくい事くらい。
HTL23 HTC Dot View Case/Blue 通販 | au オンラインショップ | 価格・在庫情報
総評
個人的には100点万点と言っていいかもしれません。ほんとに不満がありません。初代 HTC J からの乗り換えなら最適化と思います。