今まではニンテンドー3DS LL を使用していましたが、ゲームをプレイ中にソフトを認識しなくなるなど不具合が頻出してきたので、この度新型の New ニンテンドー3DS LL に買い替えました。旧型との比較や驚いた点など感想をまとめます。
目次
3DS LL と New 3DS LL の違い
まずは本体外装から見ていきます。3DS LL はマットな触り心地でサラサラしており指紋は付きにくいです。New 3DS LL はツヤのある外装で指紋は付きやすい。しかし、見た目は美しく綺麗です。
ボタン類タッチペン収納場所もかなりの変更になっています。
- 電源ボタン:本体を開いた内部から本体下部へ
- タッチペン収納場所:右面から本体下部へ
- ヘッドホン端子:本体下部左側から中央へ
- 3DSカートリッジ挿入場所:本体上面から下部へ
- ボリューム調整:下画面左側から上画面左側へ
- スタートボタン・セレクトボタン:下画面下部から下画面右側へ
この中でちょっと不便だなと思ったのはタッチペンの挿入場所です。本体下部からというのは意外と取り出しにくく、従来通り右側が良かったなぁと思います。
あとちょっと本体が軽くなったかな?と思いましたが気のせいではなかったようです。336g → 329gへ減少していました。たった7gでも軽くなった感覚はありました。
Cスティック・ZL・ZRボタンの追加
旧型との大きな違いは、右スティック(Cスティック)とZLボタンとZRボタンが追加となっています。従来ではスティックは左のみ、LRボタンは左右1つずつが2つずつになりました。多くのボタン操作を要するゲーム、代表的なものではモンスターハンター等では操作性向上の為に重い「3DS拡張スライドパッド」を接続してプレイする選択肢もありました。
NEW ニンテンドー 3DS では、もう拡張スライドパッドを取り付ける必要はありません。
特筆すべきNewニンテンドー3DS LL の機能強化点
NEW ニンテンドー 3DS ではただの新型に留まらない程の大幅な機能強化点があります。
3Dブレ防止機能
これは画期的!ニンテンドー 3DS は裸眼立体視を実現した携帯ゲーム機である事は周知の事実であると思いますが、従来の 3DS では上画面に対してほぼ垂直に見ていないと裸眼立体視で見る事はできませんでした。ちょっとでも顔や本体が動くと画面がブレて快適に映像を見る事ができません。
しかし、New ニンテンドー 3DS では本体がプレイヤーの顔を認識できる範囲であれば本体や顔が動いても 3D の画面ブレは発生しません。画面をほぼ真横から見る状態ならさすがにブレますが、これには感動しました。従来よりも大幅に快適な 3D 映像を見る事ができます。
音量が改善
従来のニンテンドー3DS LL は音量を最大にしてもいまいち音量が小さかったです。これは一度問合せたことがあるのですが、画面の大型化によりスピーカーを小型にせざるを得なかった為過去のゲーム機より音量を出すことができなかったようです。
New ニンテンドー 3DS ではこの点が改善されています。
CPUの性能の向上
従来のニンテンドー3DS では 3D 機能を ON にしている場合、ゲーム速度が遅くなったり処理落ちする場面がたまにありました。New ニンテンドー 3DS ではそんな場面がなくなり、CPU の性能の向上を一番感じられる所です。また New ニンテンドー 3DS でプレイした時だけ画面が綺麗になったり動作が快適になるソフトも発売されるようです。
あと、Home ボタンを押してからのソフトの切り替え時間も若干早くなった印象があります。
おまけ:New ニンテンドー 3DS 専用ソフトをプレイできる
New ニンテンドー 3DS 専用ソフトもありますが、2015年7月現在で1本しかありません。しかもそれはリメイクの「ゼノブレイド」です。
個人的な所感では New ニンテンドー 3DS 専用ソフトはもう出ないんじゃないか?と思っています。
おわりに
New ニンテンドー 3DS を買う意味、3D ブレ防止機能と CPU 性能の向上は想像以上のものでした。従来のニンテンドー 3DS より快適なプレイ環境を実現できます。買い替えを検討されているなら是非。参考になれば幸いです。