失敗は誰でもします。人間ですもの。
失敗をしない人はいません。ただ、その失敗を次に活かせるか活かせないかでかなりの大きな違いが生まれます。失敗を放置すれば、失敗を活かせる人と大きく突き放されるでしょう。失敗は成長のチャンスなのです。
最初の失敗は悔やまなくて良い
失敗をしない人はいません(二度目)。最初の失敗は悔やまなくて良いですが、次同じ失敗をしたら悔やみなさいという話。最初の失敗に悔やむくらいなら、次同じ失敗をしない為の改善策を考えた方がよほど建設的です。
ソフトウェアにバグ(不具合)が付き物のように、自分自身にもバグのようなものはあります。例えば自分の仕事のやり方にバグがあるから失敗するのです。もし何か失敗したらそのバグを潰していけば同じ失敗はしませんよね。するとだんだん自分自身が完璧に近づいていきます。だからこそ失敗は成長のチャンスなのです。
失敗からの改善
失敗からの改善方法は多岐に渡ると思います。「あの時、確認しなかったから失敗してしまった。次からはしっかり確認しよう。」というように、自分の中のみで解決できるものもあります。会社の仕事フローに問題がある場合、手順書などがあっても、その手順書が誰が見ても勘違いをしてしまうものであれば違う人がまた同じ失敗をしてしまいます。場合によっては一個人ではなく部署単位で改善が必要な場合もあります。
失敗の放置は危険
失敗をしても気にせず放置、失敗をしても報告をしない。これはどれも危険です。
前者の場合は、失敗の改善をしない事で次もまた同じ失敗をしてしまう恐れがあります。また同じことで怒られるのは嫌ですよね。
失敗は出来れば報告したくありません。わかります。でもその失敗はあなただけの原因ではないかもしれません。会社として問題があればその失敗を報告する事で改善され、より良い方向に向かっていく筈です。無口は会社に毒なのです。
失敗を未然に防ぐ
失敗までいかなくとも、失敗しそうになってヒヤリとした経験もあるかと思います。俗にヒヤリハットと呼ばれますね。そこから改善につなげる事が出来ればベストです。何故自分が失敗しそうになったのか、どうすれば失敗しなくてすむのかを考えて周りにも周知徹底すれば失敗を未然に防ぐ事ができます。
日常生活でも失敗の改善
これは仕事だけではなく日常生活でも大切です。
失敗例
- 机の上の花瓶をひっかけて倒して割ってしまった
- 段差に小指をぶつけて痛い思いをした
- 火にかけた鍋を忘れて焦がしてしまった
改善例
- ひっかけて倒さないような場所へ移動する
- 段差を無くしてバリアフリー化
- 過熱防止装置付きコンロに買い換える。タイマーの活用など。
日常生活でも小さな失敗を放っておけば、次は大きな事故に繋がる可能性もあります。気づいた時に改善して気持ちよく生活したいですね。
おわりに
ちょっと話がそれてしまいましたが、まとめると失敗や失敗しそうになったら次に同じ失敗をしないように改善するのはとても大切です。小さな改善もそれは時に、自分の為、家族の為、大切な人の為、会社の為につながっていきます。
失敗は成長のチャンス。プラス思考でしっかり失敗を今後に活かしていきましょう。