朝なかなか布団から出られず起きられない、朝起きても眠くてたまらないという朝が苦手な人も多いと思います。私もその一人でいつも朝の目覚めには苦労しています。朝起きたとしても眠くて通勤中に危ない目にあった事も何度かあったり。
何故朝こんなにも眠いのだろうと考えてみたりしたのですが、疲れたから早く寝ようと思って普段より1時間早く寝たりすると逆に朝眠いという事が多々あります。個々にあった睡眠時間があるのではないでしょうか。
そんな折、朝が苦手でもスッキリと目覚められるかもしれないスマホアプリの情報を耳にしました。アプリで目覚めがスッキリってどういう事?と半信半疑でインストールしてみました。
スマートアラームアプリ「熟睡アラーム」
それは「熟睡アラーム」という睡眠サポートアプリです。睡眠時間、睡眠の質、就寝時間、起床時間などの情報をログとして残してくれるスマートアラームです。もちろん目覚まし(アラーム)機能も備えていますよ。
スマートアラームアプリは有料のものが目立ちますが、熟睡アラームは無料アプリですので広告が出ます。
スッキリ起きられるタイミングは?
睡眠はノンレム睡眠(深い睡眠)とレム睡眠(浅い睡眠)を交互に繰り返しているという事はよく語られる事です。夢を見るのは浅い睡眠のレム睡眠で、この浅い睡眠中に起きるとスッキリ目覚められると思われがちですが実は違うという事をテレビの番組で知りました。タイミングが悪ければレム睡眠中でもノンレム睡眠中でもスッキリ目覚められないというのです。ではいつならスッキリ目覚められるのか?
いつもの自分の睡眠を思い返してみると、睡眠中に意識があるけど目を閉じているだけの時がある事に気づきました。それは寝返りした時です。その時は意識はありますがそのまま再度眠ってしまうのです。もしかしたらこの時に起きたら良いのでは?
そう予想していましたが、やはりすっきり起きられるタイミングはレム睡眠中でもごく一部で意識のある寝返りをした時が最適である時でした。
熟睡アラームの仕組み
スマートアラームの熟睡アラームは、このスッキリ起きられるタイミングを検知してアラームを鳴らしてくれるのです。寝返りをうつと多少布団が振動しますので、スマートフォンが振動を検知して寝返りを判断します。
熟睡アラームは睡眠中ずっと睡眠のログを取り続けます。このように浅い眠りと深い眠りのリズムも記録されます。この赤くマークされた時間帯がスッキリ起きるのに最適な時刻です。
ただ7時にアラームをセットしたからといって、7時がスッキリ起きられるタイミングであるとは限りません。熟睡アラームでは7時にアラームをセットしたら6時半から7時の間でスッキリ起きられるタイミングを探してアラームを鳴らしてくれます。
しかし、このスッキリ起きられるタイミングというのは時間帯も人によって違いますし、同じ人でも日によって違うのです。その為ベストタイミングが朝に訪れない可能性もあります。その場合は目覚ましをセットした時刻にアラームが鳴ります。
使い方
スマートフォンのアラーム機能と同様に目覚まし時刻を設定します。赤枠部分をタップしましょう。
時刻をセットしたら詳細設定をタップしてください。
ここではアラームの音量やスヌーズ、バイブレーションの有無など設定を詳細に行なえます。スッキリ起きられるタイミングでアラームが鳴るようにスマートアラーム機能を忘れずにオンにしましょう。
設定が完了したら戻ります。アプリ上に戻るボタンがないので、スマートフォンの戻るボタンを使ってください。
最後に大きなおやすみボタンをタップすると、15分後に睡眠の計測が始まります。これでもう眠っても大丈夫です。スマートフォンは充電ケーブルに挿し、なるべく枕元の近くに置いてください。
睡眠の結果表示
アラームが鳴ると画面上に「起きる」ボタンが表示されます。これをタップすると計測が終了し、結果が表示されます。
スッキリ目覚められたか、全然ダメだったか、顔マークをタップして睡眠の評価を自分で行います。
こうして積み重なった睡眠のログは後から見る事もできます。
失敗談
アラームの設定を6時半にしていたのですが、最も早い場合6時にアラームが鳴ります。6時に起きるにはまだ早い…と思いつつ布団の中でくるまっていたのですがそのまま二度寝してしまいました。6時に起きれば目覚めも良かった筈なのに、目覚めも最悪…。という失敗談でした。
おわりに
この熟睡アラームを導入してから、確かにスッキリ起きられる割合は増えたと思います。ただ、タイミングが合わなければ毎日スッキリ起きられるわけではありません。でも割合が増えただけでも試してみた甲斐はあったかなと思っています。もし朝起きるのに苦労しているのであれば、この熟睡アラームを導入してみてはいかがでしょうか。