荷物を送るための郵便局のサービスも多種多様なものがあり、種類が多くてどれがどう違うのかもわからなくなる事もあると思います。今回はゆうメールとゆうパケットの違いについてまとめたいと思います。
目次
ゆうメールとは
重さ 3kg まで、幅・奥行・高さの合計が1.7m以内の荷物を一般的な宅配便料金よりもお安く送れるサービスです。ポスト投函も可能で個人でもお手軽に送れるのが特長です。ただし、何でも送れるわけではないので注意が必要です。
ゆうメールで送れるもの
書籍、雑誌、カタログなど印刷されたもの、CD や DVD など記憶媒体の送付に限られます。手書きの紙や信書は送ることができません。
信書と聞いて聞きなれない人もいると思います。信書の定義は総務省のサイトで定義されています。
「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と郵便法及び信書便法に規定されています。
http://www.soumu.go.jp/yusei/shinsho_guide.html
何か難しい文章ですが、信書の例としては「請求書・領収書・申込書・許可書・証明書」などがあります。挙げたのはごく一部ですが、個人に何かを伝える書類は信書という事になります。
ゆうメールを送る際の注意事項
ゆうメールは切手を貼ってポスト投函するなど、一般的な普通郵便とさして変わりありませんが違う点もあるので注意が必要です。
宛名には「ゆうメール」という言葉を目立つように書きます。赤が望ましいです。あとゆうメールは送れるものが制限されているので、中身が見えるようにしておかなくてはいけません。その方法については以下の2点のいずれかを満たしている必要があります。
- 封筒の封入口に2cmほど切り込みを入れて中身が見えるようにする。
- 封筒の大部分に無色透明の部分を設けて中身が見えるようにする
無色な部分を設けるのも難しいので、前者の方法が簡単で手間もかかりません。
ゆうメールの料金
料金は重さによって異なります。
150gまで180円、250gまで215円。普通郵便で送るよりも若干安い設定です。更に重い場合の料金はゆうメール公式サイトを御覧ください。
ゆうパケットとは
重さ1kgまで、幅・奥行・高さの合計が60cmまで(長辺は34cm以内、厚さ3cmまで)の小型の荷物を早く送れるサービスです。荷物追跡・集荷対応もできるのが特長。
ゆうパケットを利用するためには年間500個以上の荷物を送る必要があります。個人でそんなに送る人はいないと思うので、業者向けのサービスと言えるでしょう。また、事前に郵便局で契約する必要があります。
ゆうパケットで送れないもの
信書、現金は送ることができません。
送れるものは、厚さ3cm、重さ1kg までなら大抵いけます。衣料品、文房具、CD・DVDなど、書籍など。
ゆうパケットの料金
個々の契約によって異なります。
詳しくはゆうパケット公式サイトをご覧頂くか、最寄りの郵便局にご相談ください。
おわりに
まとめると、ゆうメールとゆうパケットの大きな違いはゆうパケットには荷物追跡があるが通常ゆうメールにはない。ゆうメールは書籍・CD・DVDしか送れないという事と、ゆうパケットは実質個人では使えないという所ですね。