高速道路

養老インターチェンジが開通したけど場所はどこ?今後の動向について

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養老インターチェンジ

岐阜県養老町に2017年10月22日15時より養老インターチェンジが開通しました。養老と言えば名神高速道路に養老サービスエリアがありますが、名神高速道路の関ヶ原インターチェンジと大垣インターチェンジの間にできたと思われる方も多いと思います。実は違うのです。

場所的に言えば関ヶ原と大垣の間にある事は間違いありませんが、名神高速道路上にはないという事です。位置関係を簡易的な図で示すと、上図のようになります。養老ジャンクションにて交差する東海環状自動車道に養老インターチェンジが新しく開通したのです。

養老インターチェンジは ETC 限定のスマートインターチェンジではなく、ETC を搭載していない車でも通る事ができます。

養老インターチェンジの場所を地図で見る

2017年11月現在 Google マップにも反映されていませんが、このあたりに養老インターチェンジができました。国道258号線からなら「船附南」交差点を西へ行くとたどり着きます。

近隣の観光地など

養老インターチェンジの現時点(2017年)でのメリットと言えば、養老の滝で有名な養老公園へのアクセスが良くなった事。養老町にお住まいの方が高速道路に入る場合大垣まで行かなくても良いという事くらいしか思いつきません。

養老公園はとても広い公園で秋には紅葉スポットにもなっています。そして山側には日本の滝100選に選ばれている養老の滝があります。散策路が整備されていて四季折々様々な景色を見る事ができ、秋には紅葉も相まってより美しい景色になります。

また養老公園には養老ランドという小さな遊園地、養老天命反転地というちょっとしたアトラクションもあります。養老天命反転地とは、中に入ると三半規管が狂いそうな特殊な建物で天井が上下左右全く無視した構造になっています。視覚的に錯覚を起こす体験型アート作品です。遠足の定番施設だったのですが、けがをする子どもがいるため遠足では行かれなくなったという事もあります。

養老改元1300年祭

養老改元1300年祭公式ホームページへようこそ。元正天皇の養老行幸と「養老改元」の歴史的意義を学び、2017年(平成 29 年)に養老改元1300年祭を祝います。

www.yoro1300.com

養老改元1300年祭りと題して、養老町の観光にも力を入れているようです。

2017年現在では養老インターチェンジの周りには大きな施設はありませんが、2018年に商業施設の開業が予定されています。

今後の動向について

養老インターチェンジの開通はまだ計画の第一歩に過ぎません。最終的には南は東名阪自動車道まで、北は東海北陸道まで繋がる予定となっています。そうなれば、三重・岐阜・愛知をまたぐ巨大な東海環状自動車道が完成します。しかし、完全に繋がる時期については未定となっています。

現時点で予定されているのは…

  • 大安IC~東員IC 2018年予定
  • 新四日市JCT~亀山西JCT 2018年予定
  • 大垣西IC~大野・神戸IC 2019年予定
  • 高富IC~関広見IC 2019年予定

名神高速道路から東名阪自動車道まで繋がれば、伊勢神宮など三重へのアクセスも良くなり、中部国際空港へも名古屋都心を通らなくても済み、経路の選択肢が増えるので渋滞&事故続出の一宮ジャンクションのトラフィック低下など様々なメリットが期待できます。

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