このブログ(WordPress)を WordPress 専用超高速サーバーと名高い「wpX」へ移転して約1ヶ月が経過しました。移転時に困った事などは以下の記事でまとめています。
感想を一言で言うならば素晴らしいの一言につきます。超高速と謳っているサーバーだけあって体感でブログの表示される速度も速くなったと感じますし、管理画面は圧倒的に速いです。これも wpX 独自の高速化システムと WordPress に特化してカスタマイズされたサーバーのなせる業だと思います。
体感で速度が速くなったのはわかりましたが、データ的にはどのような結果となっているのか気になったので調べてみました。
ページの平均ダウンロード時間
まず最も効果が上がっていたのがページの平均ダウンロード時間です。前のサーバーでは平均1.5秒ほどかかっていましたが、wpXへ移転後は0.5秒を下回っていました。最短0.2秒という事も。
サーバーの平均応答時間
次に、サーバーを移転する以外に何も対策ができなかったサーバーの平均応答時間です。閲覧者がこのページを見たいという場合にブラウザがサーバーにページを表示する要求を出し、サーバーが応答するまでの平均時間です。
移転前は平均0.4秒程度だったのが、移転後は平均0.16秒とサーバーの応答時間もかなり短くなっている事がデータで確認できました。体感で速さを実感できるだけの事はあります。
検索流入数
ブログやウェブサイトの表示速度は速ければ速いほど良く、Google の検索順位の指標の一つとなっています。検索順位は第一にまずはコンテンツの中身ですが、表示速度が速いと検索順位の上昇も期待できます。
wpX へ移転して高速化の効果が出て、検索流入数の変化はどうなったのか気になります。
日別のグラフではわかりにくかったので週別のグラフです。移転前はやや横ばいの推移でしたが、wpX へ移転後かつてない伸び率で増加していました。サーバーの高速化も要因の一つではないかと思います。
おわりに
wpX への移転後の高速化の効果についてデータで確認してきました。WordPress でサイト運営をしているならダントツでおすすめできるレンタルサーバーです。こんな高速で快適なサーバーが月額1000円(12ヶ月契約時)という安さ。コストパフォーマンスはかなり高いです。
サーバー1つに WordPress 1つというわけではなく、10個までインストールできます。仮に wpX でブログを4つ運営するのであればサーバー代は1ブログにつき月額250円となるわけです。
データ転送量も1日50GBまでという制限はありますが、1つのブログで1日50GBの転送量を越えることはまずありません。あり得たとしても超大規模なブログです。月間10万PV程度のブログを2つ wpX で運営していますが、1日の転送量は4GB程度です。50GB ならとんでもない化け物である事がおわかりになるかと思います。
WordPress でたくさんサイトを運営しているなら是非ご検討ください。