このブログでも使っている WordPress の人気テーマ Stinger3 で Adsense を表示しないようにする方法を紹介します。Stinger5 でも同様です。
目次
Adsenseを非表示にする必要性
Stinger3、Stinger5 のテーマを使っているならほとんどの方が Google Adsense で広告を表示させていると思います。なぜ Adsense を非表示にする必要があるかと言えば、Adsense の広告を貼っているならブログにどんな記事でも書いて良いわけではないという事です。
Adsense の規約に禁止されている内容が書かれています。
禁止コンテンツについて知らないままブログ記事を公開してしまい、Adsense の広告配信停止処置を受けてしまう事も大いにありえます。
特に注意が必要なのは、アルコール・タバコ系のコンテンツ、CERO Z の18歳以上向けのゲーム系のコンテンツ。危ない橋を渡るくらいなら最初から Adsense を表示しない方が良いでしょう。
Stingerで特定記事だけAdsenseを表示しないようにする
今回は php でプログラムが書けない場合でも出来るようにプラグインを使った方法を紹介します。
プラグイン「Widget logic」を使用
Widget logic とは、ウィジェットをページの種類ごとに表示・非表示を切り分ける事ができるプラグインです。Stinger3 でも Stinger5 でも Adsense 広告領域はウィジェットに登録されています。このプラグインを使えば容易に Adsense を特定ページだけ表示しないような設定が可能です。
具体的方法について
まずは、プラグインの新規追加より Widget logic をインストールしましょう。
Widget logic をインストールすると、左メニューより「外観」→「ウィジェット」を開いた所にある管理画面で各ウィジェットに「Widget logic」というテキストエリアが追加されているのがわかります。Stinger の Adsense 用ウィジェットにも追加されているので、ここに条件を追加するわけです。
条件に追加できる項目は多数ありますが、よく使うものだけ紹介します。特定ページだけ Adsense を表示しない目的であればこれだけ覚えてもらえれば問題無いと思います。
is_404():404ページの場合
is_single():個別投稿記事の場合
is_category():カテゴリページの場合
例えば Adsense 用ウィジェットの Widget logic の欄に「is_404()」と記入して保存すると 404 ページだけ Adsense が表示されます。404 ページは Adsense を表示したくないのでこれでは困ります。
なので「!is_404()」と記入します。ビックリマークは否定を意味するので、これを追加する事で 404 ページじゃない場合という意味になります。
個別の記事の場合は「is_single()」を記入します。記事を判別する為にカッコ内に投稿 ID を入力するのですが…
WordPress の管理画面より投稿一覧画面を出して、タイトルにマウスカーソルを合わせて上図のように投稿のリンク先を見ます。ブラウザ左下のステータスバーにリンク先 URL が出るので、赤枠の数値を確認します。これが投稿 ID です。
つまり上の例で行くと「!is_single(2465)」と記入します。ビックリマークを付けないとその記事のみで Adsense を表示する事になり、その記事以外で Adsense を表示する事にはなりません。
また、Adsense を表示したくないページが複数ある場合は以下のように記入します。
array のカッコ内にセミコロンで投稿 ID を列挙します。
複数の条件を指定したい場合
例えば、404ページと特定記事のみ Adsense を表示したくない場合は以下のように記入します。
&& は条件を連結する為のもので、日本語で言えば「かつ」という意味になります。つまり両方の条件に合致した場合 Adsense を表示する設定となります。
注意事項
Stinger のデフォルト Adsense スペース以外にも Adsense 広告を表示している場合は更に個別の対応が必要です。
上の例のような php プログラムを書く必要があります。別途広告を設置できるなら php の知識等はあると思うので詳しくは割愛させて頂きます。
おわりに
条件を記入する所が慣れてないと多少難しくて敷居が高いですが、php でプログラムを書くよりは簡単です。知っている、知らないに関わらず Adsense の規約に違反していたら Adsense 広告配信停止の処置は突然やってきます。そうなる前に可能性は少しでも潰しておきたいですね。