スマートフォンと連携して使う腕時計、スマートウォッチはまだまだマイノリティな存在です。Apple Watch の登場で世間的にスマートウォッチの存在も多少知られてきましたが、そこまで普及している印象はありません。
それはやはり、スマートウォッチ=ダサいという印象を持たれてしまったからではないかと思います。Android Wear のスマートウォッチも正直ダサかったです。しかし、2015年の年末になり実用に耐える見た目も良いスマートウォッチも増えてきました。
ここでは日本で購入できる Android 対応丸型スマートウォッチを紹介します。
目次
moto360 2nd
2015年12月以降に発売予定で2016年4月に発売された moto360 2nd です。moto360 は世界的に見て初めて登場した丸型スマートウォッチだったのですが、日本で発売されませんでした。卓越したお洒落なスマートウォッチだっただけに残念でした。しかし、後継機種の moto360 2nd が日本で正式に発売されます。moto360 が欲しかった人には朗報ですね。
開発元は Motorola。Google Play 公式ストアや Amazon で購入できます。
価格:44,500円(税別)
Gear S2
2015年12月に発売された丸型スマートウォッチです。なかなか未来的でオシャレなデザインですね。開発元はサムスン。
時計の円形部の縁(ベゼル)を回転させて操作するインタフェースが組み込まれている事が特長です。他のスマートウォッチにはありません。また、バッテリー持続時間は2~3日は持つそうです。
スマートウォッチと言えば、購入場所と言えばインターネット通販か Google 公式ストアくらいしかありませんでした。しかし、Gear S2 はドコモ、AUショップの他、家電量販店でも取り扱われます。
価格:42,000円から
Casio Smart Outdoor Watch
何とあの G-shock のカシオがスマートウォッチ界に参入です。見た目も G-shock に似ています。2016年3月末に発売予定となっています。
Casio Smart Outdoor Watch は他のスマートウォッチとはコンセプトが違い、アウトドアに特化したスマートウォッチです。その為いかに強靭である事に注力されています。耐落下、耐振動、耐高温、耐低温は米国軍用規格をクリアしているとの事。
価格も他のスマートウォッチよりも強靭な価格です!
価格:70,000円から
Fossil Q
アメリカの時計ブランドフォッシル(Fossil)からスマートウォッチが初めて日本に上陸しました。Fossil Q ワンダー、Fossil Q マーシャル、ベルトや形状が異なる8モデルが日本で2016年9月4日より発売されています。Fossil Q は Android、iOS 両方に対応。
バッテリー容量は360mAhで、最大24時間もつようです。また、防水にも対応しています。
日本正規品の購入場所は Fossil の国内直営店で、インターネット通販では Fossil 公式ショップで購入可能です。
価格:39,960円から
wena wrist
wena wrist はソニーのハイブリッドスマートウォッチです。他のスマートウォッチと違う所は何とスマートウォッチの主要機能はバンド部に埋め込まれているという点です。通常スマートウォッチといえば時計の盤面が液晶ですが、wena wrist は普通のアナログ時計です。
液晶に表示しない為、スマートウォッチの機能が埋め込まれているバンド部は1週間ほど電池が持ちます。時計部の電池は3年も持ちます。また、バンド部をかざすことでおサイフケータイも使う事ができます。Androidはバージョン5.0以上が必要です。
価格:42,800円から
ZenWatch 3
ASUS から3作目のスマートウォッチが日本で登場します。今まで ASUS は丸みを帯びた女性にも合いそうな四角型スマートウォッチを発売していましたが、3作目でついに丸型スマートウォッチに進出です。金環日食をイメージしたもので見た目も美しくとても華やかでオシャレで ZenWatch3 も女性にも合いそうです。バッテリーは1日半の持続を実現しています。
ZenWatch 3 は2016年12月10日より発売されます。ASUS 公式サイト、楽天ブックスで購入可能です。
価格:39,800円から
エコ・ドライブ Bluetooth
あの時計メーカー CITIZEN から遂にスマートウォッチが登場です。他と違って秀でているのは、スマートウォッチの最大の欠点を克服した事です。それは何と充電が不要!太陽光発電を採用し、毎日の充電の煩わしさからも開放されます。
CITIZEN のスマートウォッチは画面が液晶ではなく、常に目に見えるアナログ時計です。それでもスマートフォンからの着信通知、自動時刻修正、スマートフォンを探すという機能はあります。確かに他のスマートウォッチと比べると出来ることは少なくなっています。それは消費電力削減の為に取捨選択した結果で、必要最低限の機能が実装されています。しかし、それでも充電不要というメリットは何よりも大きいです。
2017年3月より発売されます。価格は他のスマートウォッチと比べてダントツに高価。
価格:85,000円から
HUAWEI WATCH2
2017年6月に発売されたスマートウォッチ。Huawei からスマートウォッチの第二弾です。第一弾と比べてよりスポーティな見た目になっています。重さも56gで軽量タイプです。
ステンレスよりも強度が高いセラミックベゼルで、更に防水にも対応しています。特徴的な機能として過去6時間分の心拍数をモニタリングする機能を備えています。ちなみにいつも心配される電池持ちですが、公称で電池持続時間3日と発表されています。
Android / iPhone 共に対応し、Android 4.3以降、iOS8.2以降に対応します。
価格:37,000円程度
DIESEL タッチスクリーンスマートウォッチ
イタリアの時計ブランド「DIESEL(ディーゼル)」から初のタッチスクリーンスマートウォッチが登場です。2017年9月25日発売。
電池持ちは約1日と心もとない。マグネット式ワイヤレス充電に対応しています。DIESEL STORE各店、オンラインショップで販売されます。
価格:43,000円程度
MATRIX PowerWatch
米国企業「MATRIX INDUSTRIES」が開発した丸型スマートウォッチです。これは一般の出資者から資金を募るクラウドファンディングによって製品化に至ったもので、何が凄いかと言えば充電が不要というところです。
スマートウォッチと言えば一番充電がネックとなるところですが、MATRIX PowerWatch は何と体温で充電を行います。体温は生きている限りなくなりませんから腕に巻いている限り電力が供給され続けます。スマートウォッチの常識を覆した画期的な商品です。
あなたの体温で1日にどれだけの電力を発電したかという事も数値化されます。もちろん、歩数、消費カロリー、睡眠量なども計測されます。
Amazon や公式サイトなどで購入できます。
価格:35,000円程度
Galaxy Watch
サムスンと言えば Galaxy シリーズで有名ですが、スマートウォッチにも Galaxy Watch が2018年10月下旬に発売されます。
お洒落で見た目からでは普通の腕時計と変わらずスマートウォッチかどうかわかりません。秒針の動作音まで再現し、尚本物の腕時計に近づいています。サイズは2種類あり、男性向けにも女性向けにもカバーできるスマートウォッチです。
au ショップ、家電量販店などで購入できます。
価格:37,800円から
おわりに
2018年時点での丸型スマートウォッチを紹介しましたが、これからも続々と丸型スマートウォッチが発売されてくると思います。
スマートウォッチって正直絶対必要なものではありません。しかし普通の腕時計と比べたらそれにはない沢山の機能が付いています。通知機能、歩数計、スマートフォンを探す機能などなど。普通の腕時計に5万出すくらいなら、スマートウォッチの方が面白そう、という人におすすめです。見た目は普通の腕時計と変わりませんので。