Skype(スカイプ)とは、Windows や Mac、Android や iPhone で使える無料のインターネット電話サービスです。いくら話しても通話料は無料。スマートフォンにも最初からインストールされている事が多く、利用している方も多いと思います。
無料で使える便利なソフトウェア(アプリ)ではありますが、使い方を誤ると危険な事もあります。一例として実体験を基に紹介します。
知らない人からSkype電話がかかってきた
ある日、知らない人からスカイプ通話の着信が来ました。スカイプで通話する人は限られているので、思わず通話ボタンを押しそうになりました。アカウント名を見るとアルファベットの羅列でいかにも怪しい。急に知らない人からスカイプに着信、これはちょっとした恐怖です。
Skype(スカイプ)でのチャットにしろ通話にしろ、コンタクトに追加した人のみ出来るものだと思い込んでいました。しかし、それは違っていたようです。
対処法
Skype(スカイプ)の設定をよく見ると、通話やチャットを誰でも許可するのか、コンタクト(連絡先)に追加した人だけに許可するのかという設定があります。知らない人から通話があったという場合は、誰でも許可しているのかもしれません。設定を見直しましょう。
Windowsの場合
画面上のツールメニューから設定を開きます。左メニューからプライバシー設定を開くと、通話とチャットの許可設定があります。「通話を許可」の項目を「連絡先リスト上のユーザのみ」に設定しましょう。
ついでに知らない人からチャットが来ても困るので、チャットも連絡先に追加した人だけに許可しておくと良いです。
Androidの場合
右下の「…」をタップして設定を開きます。
プライバシーポリシーの設定内に「通話を許可」という項目を「コンタクトのみ」に設定しましょう。
おわりに
Skype には主に海外からしばしば知らない人からのコンタクトに追加希望が飛んできたりします。それらは当然無視していたのですが、今回は通話が来たので驚きました。
知らない人からのチャット、通話はスパムである場合が多いです。もしチャットが来てもリンクを踏まない、読まない。通話がきても出ないという事が大切です。しかし、インターネットにあまり詳しくない人は気づかず通話に出てしまうかもしれません。
そんな事が起きないように通話やチャットの許可設定を見なおして根本的に対策しましょう。