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読書感想文が苦手なら図鑑の感想で書いてもいいじゃない

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原稿用紙

読書感想文って書いたことありますか?小学校や中学校で夏休みの宿題だったり、普段の課題だったり、きっと誰でも書く機会はあったと思います。その読書感想文、私は心底苦手でした。課題に出た時は鬱になったものです。

書き方がわからなかった

読書感想文の書き方とは、その本を読んであなたが思った事です。

そんな事はわかっているんです。

それを踏まえてどう書けばいいのかわかりませんでした。もちろん本を読んで思った事は色々とありますが、ただ思った事をつらつらと書き綴ればいいのか、読書感想文を読む人がどんな本かわかるように書かなくてはいけないのか、難しい事を考えてしまって筆が全く進まないのです。

読書も嫌いだった

小学生の頃は、読書も苦手で活字の童話や小説もほとんど読んでいませんでした。読書と言えば読書感想文で指定された本くらいです。好きでもない本を読むのは苦行以外の何者でもありませんでした。その結果、読書嫌いを更に拍車をかける結果になったのかもしれません。

そんな嫌な読書感想文ですが、一つだけ良い思い出もあります。

読書感想文コンクールでまさかの受賞

一回だけコンクールで受賞した事があります。読書感想文嫌いなのに受賞とかどういう事なの?と思う事ももちろんだと思います。

読書の秋という事で、また読書感想文の課題が出た時の話です。また頭を抱えて鬱になっていたのですが、今回の読書感想文を書く本は自由でした。いつも指定された本で読書感想文を書いていましたが、何でもいいなら好きな本で書こうと思いました。(漫画ではないですよ。)

とは言っても、読書嫌いなので小説や童話も手に取ろうとは思いません。私が手にした本はコレでした。

猫の図鑑

猫の図鑑!

実は読書嫌いと言っても、図書室にはよく行っていました。というのも、小説を読む為ではなく図鑑を読む為に行っていました。動物や植物の図鑑を読むのが大好きで、図書室で借りる本もほとんどが図鑑でした。漫画で読書感想文を書くのはタブーかもしれませんが、図鑑で書いてはいけないという決まりはないだろう!という事で猫の図鑑で書くことにしたのです。

小学生の頃から大の猫好きで、猫には興味がありました。図鑑にはただ写真だけではなく、猫の祖先とか生き方とか現在の飼い猫に至るまで事細かく説明が書いてありました。今となっては図鑑でどんな読書感想文を書いたのかは覚えていませんが、スラスラと書けた記憶だけはあります。

当時から猫は飼っていた為、図鑑に書かれている習性と飼っている猫の習性を見て比較したり感じたことを色々と書いたのだと思います。

それでまさかの受賞は驚かれました。

読書嫌いのその後

中学生になっても読書は嫌いでしたが、読書が苦にならなくなったのは高校に入ってからだったと思います。図書室から発行される図書通信に本の紹介が載っているのですが、それを見て面白そうだな、読んでみようかなと思ったのが始まりです。

ちなみにこの本でした。

読書感想文嫌いだった私が、今ブログを書いているのですからおかしいですよね(笑)。珍しく自分語りの記事を書いてみました。

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