【レビュー】島づくりを楽しむスマホゲーム「パラダイスベイ」が面白い

まったりと島づくりを楽しむシミュレーションゲーム「パラダイスベイ」を知ってプレイしてみたのですが、これが凄く楽しかったです。Android, iOS で配信されている基本無料のスマホゲームです。何かアメリカンなキャラクターデザインですが、しっかり日本語対応です。

ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、たまたまパラダイスベイの CM を見て心惹かれました。関ジャニ∞の村上信五さんが出演されている CM で湖から顔を出して喋っているシュールな CM です。あれを見て「何だこれは！？」と注意をひきつけ、よく見ると作物を収穫したりするシミュレーションゲームのようだったので、ダウンロードしてみるかと思いました。

まさか、CM を見てスマホゲームをやるとは思いもしませんでした。しかし、これが大当たり。

パラダイスベイとは

かつては貿易港として栄えていた島は今はすっかりと荒れ果ててしまっており、プレイヤーは新たな島の管理者となって島の復興を目指すというシミュレーションゲームとしてはお馴染みの設定です。

作物を育て、魚を捕り、商業施設を建てて、加工品を生産し、島の住民の依頼や貿易で売ってお金を稼いで島を発展させていく…。これがパラダイスベイの基本的な流れです。

特長

その他のゲームで似ているものを挙げるとすると「牧場物語」シリーズです。とはいえ、作物に水を与える必要はなく人々との交流などはかなり簡略化されています。

• ゲームを開いていない時もゲーム内の時間は進む
• スマホに特化した快適な操作性
• 作物を育てる、建物を建てる為に2分～10時間かかる
• 作物を収穫、加工品の製造などで経験値が入り、レベルごとに作れる物がアンロック
• 島の復興に伴いストーリーも進む

3DS などのゲームとは違い、ぶっ続けでプレイするタイプのゲームではありません。スマホゲームなので、数分の空き時間にサッとプレイできるように設計されています。ものによって違いますが、作物や建物を建てる為に2分から最大10時間以上かかるものもあります。作物や建物の建築を指示してゲームを閉じてもゲーム内の時間はリアルタイムに進んでいます。次にゲームを開いた時には作物や建物が出来上がっているのです。短いプレイ時間でもゲームを進めていけるのが特長です。電池を浪費せずに済みます。

作物や建物を完成させる為の待ち時間を無くしたい場合は、画面右上に表示されているお金の部分にある紫色のジェムというものを使います。このジェムは大変貴重でゲーム内でもなかなか貯める事ができません。ジェムがもっと欲しい場合はここで課金という事になります。そんなに生き急がなくてもまったりと楽しめば良いと思います。

スマホに特化したストレスフリーな操作性には軽く感動を覚えましたね。例えば作物を収穫する為に1個ずつ収穫する必要はなく、指でサーッとなぞるだけでズババババッと収穫できる所はとても気持ちが良いです。

また、作物の収穫や加工品を製造すると経験値が入り一定量でレベルが上がっていきます。レベルが上がるごとに生産できる作物や加工品がアンロックされていき、島の開拓も広がっていきます。

掲示板には随時島の住民から依頼が貼りだされます。依頼をこなすことで、お金、経験値が貰えて住民との好感度も上がります。この好感度の上昇でストーリーも進みます。

作った作物や収集品、加工品は自動で倉庫に入れられますが倉庫の容量が常にいっぱいなのが常に付きまとう問題です。住民の依頼に回したり貿易で売ったり倉庫内のやりくりはプレイヤーの腕にかかっています。倉庫を拡張する事もできますが、拡張アイテムはレアアイテムなのでなかなか入手できません。手っ取り早く拡張したい場合は課金という事になります。

まだまだ広がる開拓地

未開の島はまだまだこんなに広いです。まだまだ開拓の余地があります。この部分まで開拓するには更にレベルの上昇もお金も必要になります。まだまだ長く楽しめそうなゲームです。

おわりに

パラダイスベイは空いた数分の時間にサッとプレイしているだけでもゲームを進められる事が魅力だと思いました。よく似たゲームの「牧場物語」よりもかなり簡略化されていますがそこが良いんですよね。アイテムも多数あるので、自分だけの箱庭を作り上げましょう。

そういえば腰を据えてプレイする家庭用ゲーム機でゲームはあまりしなくなりました。何十時間もかけてゲームをプレイするのは時間の無駄だと思うようになってきた為です。パラダイスベイのような1回に短時間でプレイできるゲームが今の時代に求められているのかなと思いました。

パラダイス・ベイ

開発元:King

無料

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