音楽 CD が売れなくなり音楽業界が縮小、音楽不況と言われるようになって私達に取り巻く音楽の状況も変わってきました。その一つが定額制音楽配信サービスです。Google Play Music、Apple Music、LINE Music などがそれにあたります。従来であれば音楽は CD を買うか借りるかして音楽を入手してきました。しかし定額制音楽配信サービスは月額料金を支払う事で、音楽が聴き放題になるサービスです。サービスによって料金は異なりますがだいたい月額500円~1000円です。
その定額制音楽配信サービスについてこんなニュースを目にしました。
【悲報】定額音楽配信アプリ「LINE MUSIC」に難癖レビューが相次ぐ 「課金しなくても聞けるようにして」
音楽が有料なのはおかしい。
要約するとこんな感じです。かなり衝撃的な言葉です。これはもう近い将来音楽の需要はなくなってしまうのだろうなと思いました。
音楽は必要不可欠なものではない
極論を言うと音楽は生活する上で絶対に必要不可欠なものではない娯楽商品です。無くなったら無くなったで普通に生活を続けることができるのだと思います。上の記事では無料期間で“無料だから”という事でまだ音楽の需要はありますが、有料になったとたんお金を払ってまで音楽を聴く必要はないと言っているわけです。これが更に進めば、音楽は必要ないという境地にたどり着くのではないかと思います。
当然テレビや映画、街中の BGM という所では音楽は残っていくでしょうが、これを買ってまで音楽を楽しむという人はいなくなるでしょう。
とは言ったものの、自分に当てはめてみると「音楽が有料なのはおかしい。」とは言っていませんが、音楽 CD を買う機会は過去に比べたら激減しています。つまりは、音楽を1,000円や3,000円も払って買う必要はないと思っているわけです。自分の中でも音楽離れは進行していました。
定額制音楽配信サービスのメリット
そんな中現れたのが、定額制音楽配信サービスです。月額1000円以下で昔の曲も最新曲も破格で聴けますが、安すぎて心配になる程です。普通ならシングルCDを買えば約1,200円、アルバムを買えば約3,000円かかる所が何曲聞いても月額1,000円以下です。自分の中でも音楽離れは進んでいましたが、この定額制音楽配信サービスで音楽を聴く楽しみが復活しました。
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Google Playミュージックはコスパ高い音楽再生アプリだった
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この月額1,000円以下でも高いというのであれば…、もう音楽を聴かないでくださいとしか言えませんね。
私たちにとりまく無料の風潮
音楽以外に視野を広げれば、意外と無料の恩恵を受けている所は多数あります。あなたのスマートフォンを見れば多数のものがあるでしょう。
例えば、Gmail、Twitter、Instagram、Google カレンダー、Youtube、Skype などなど。これらは全て無料で使えるもので無料に慣れ親しんでいます。ここに優れた有料アプリで SNS アプリやメールアプリがリリースされたとしたら、もしかしたら「有料なのはおかしい。」と言ってしまうかもしれません。
結局のところ上で紹介した記事で挙げられている方は、この部分が音楽にすげ変わっただけなんでしょうね。