ある時、上奥歯の奥へ舌をやった時、何か大きな膨らんだ物がある事に気が付きました。なかなかそちらの方へ舌を動かすことがないので気付く事ができませんでした。
具体的には頬から水滴が垂れるような形でできものが垂れ下がっているようなイメージです。頬からぴちょんくんが出てきているような感じ。今までこんな症状になった事がなく実に気味が悪いです。
調べてみると口唇ヘルペスの症状によく似ているようでした。痛みは大してないのですが、口唇ヘルペスや腫瘍の類だと困るのですぐさま口腔外科を受診する事にしました。
耳下腺が腫れていました
結論から言うと口内炎でした。
こんな異様に膨らんだぴちょんくんのような口内炎があるの!?と思いましたが、話を聞くとかなりレアケースな口内炎だったようです。
そもそも上奥歯の頬の辺りにある膨らみは誰にでもあるもので耳下腺というものです。ここから唾液が出てきます。耳下腺の頬の膨らみは通常は小さくて普通は気がつかない大きさです。たまたま耳下腺の先端に口内炎が出来た為に炎症で腫れて通常より大きくなってしまったという事でした。
とりあえず腫瘍の類ではなかったので一安心です。歯石が溜まっていると口内炎が出来やすいという事で、口内のお掃除で歯石を取ってもらい、その後消毒して患部に塗り薬を塗布してもらいました。
久しく歯科定期検診に行っていませんでしたが、定期検診は重要であると再認識した次第です。
もし同じような症状で気になっている方は、口腔外科を受信する事をおすすめします。