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【漫画】ゆるふわホラー学園ファンタジー「コトコノコトノハ」感想

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コトコノコトノハ

もしあなたの行動全てが何者かによって書かれた小説の一部だったとしたら…?

2015年7月15日に発売された宵町めめ氏のデビュー作品コミックス「コトコノコトノハ」を購入しました。

意識高い系男子 VS 文学少女

一番の売り文句であろう本の帯にはこのような言葉が飾られています。

この本を読み終えて内容をざっくり一言で言うならば、ゆるふわホラー学園ファンタジーです。何を言っているのかわからないと思いますが、それだけに他に類はない不可思議な作品でした。

意識高い系男子高校生「一ノ瀬青葉」の後ろの席に居る文学少女「千本坂言子」との言葉の戦いが繰り広げられる。文学少女というだけあって小説を読む事も自分で書くことも好きで、言子による青葉を主人公に据えた小説は何故か全て現実の出来事となってしまうのです。それでいつも青葉はひどい目にあってしまいます。

日常の高校生活が描かれていると思えば、突如異世界に放り込まれたかの如くホラーテイストになる小気味よさはいつしか世界にのめり込むように読みふけっていました。

ホラーと聞いて敬遠されるかもしれませんが、震えおののく怖さはありません。どちらかというと不可思議で異世界的な怖さでしょうか。それが一つの魅力でもあると思います。

何故言子は執拗に青葉を攻撃するのか?謎は残り想像するしかありません。でも全てを読み終えるとそれは悪い感情によるものではなかったのではないかと思いました。

宵町めめ氏のコトコノコトノハは1巻完結型です。宵町めめ氏が描く異世界に引き込まれるような独特の世界観を是非味わってください。1巻なのでサクッと読めます。千本坂さんかわいいです。

コトコノコトノハ - プロモーションビデオ

最後に Youtube で公開されているコトコノコトノハのプロモーションビデオをどうぞ。

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