滋賀県彦根市で蕎麦を食べるならやはり上質な歴史ある献上伊吹そばを提供している「つる亀庵」がおすすめです。伊吹そばとは滋賀県伊吹山麓で生産されている蕎麦で、日本蕎麦発祥の地とも言われています。
献上伊吹そばと呼ばれるのは、彦根藩の主家であった井伊家が江戸城へ伊吹そばを献上していた事に始まります。徳川家への献上品として伊吹そばは古くから名を残しているのです。
そのつる亀庵へ大晦日に年越しそばを食べに行ってきました。
つる亀庵へのアクセス
つる亀庵は彦根城のすぐ近く、お堀沿いにあるお店です。隣が高級リゾート観光ホテルなのでつる亀庵もホテルの一建物かと思い、そこが蕎麦屋だとは思いませんでした。
JR 彦根駅の西口から徒歩8分ほどの距離にあります。駅前通りを直進し、突き当りの護国神社前交差点を左折、彦根城の堀が見えたら彦根キャッスルリゾートの角を左折すればつる亀庵が見えてきます。
駐車場について
つる亀庵の裏にキャッスルリゾート観光ホテルと共用の駐車場があります。
つる亀庵の大晦日メニュー
大晦日は年越しそば需要で多忙のためかメニューを絞った特別メニューになっています。
冷たいそばは、盛りそば、伊吹大根おろしそば、つけとろそばの3種。温かいそばは、かけそば、にしんそばの2種。年越しそばの特別メニューもありました。
通常メニューはそばの種類も多く、丼メニューなどもあります。
伊吹大根おろしそば(925円)を注文しました。蕎麦の香りがよく、伊吹の大根おろしでさっぱりと頂けるお蕎麦です。コシがあってプリッとした食感が特長。
テーブルには蕎麦にも合う日本三大七味が常設されていました。左から東京・京都・長野の七味で、それぞれ特徴ある味で辛さや風味も違います。いろいろ使い分けて違った味わいを楽しめます。
2017年の大晦日には縁起の一品として鯛と昆布がサービスされていました。鯛は「めで鯛」として縁起の良い魚として有名ですね。また昆布も「広布」と呼ばれ非常に縁起の良い食品として重宝されていたそうです。
おわりに
彦根で年越しそばならたまには歴史ある献上伊吹そばはいかがでしょうか。年越しそばに限らず彦根城からとても近い場所にあるので彦根観光のランチにもおすすめです。
お店情報
つる亀庵
住所:滋賀県彦根市立花町1-1
営業時間:11:30~20:00
定休日:水曜日
公式サイト:彦根「献上伊吹そば つる亀庵」季節の蕎麦を楽しむ
食べログ:つる亀庵 (つるきあん) - 彦根/そば [食べログ]