ガソリンを少量給油してもメーターも航続可能距離も増えない理由

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とある日の出来事。車を運転中に給油ランプが点いたのでガソリンスタンドに寄ったのですが、今手持ちにお金がない事に気づき5リットルくらい給油して急場をしのぐかという事で給油しました。そこである事に気づいたのです。

ガソリンメーター(フューエルゲージ)は変化なし!航続可能距離も変化なし!

航続可能距離とは、今現在のガソリン量であとどれくらい走行できるかという目安。近年の車であればほとんどがコンピュータ制御で距離を算出しています。

5リットル給油したのにガソリンメーターは変化なし、給油ランプは点灯したまま。ガソリン量は増えているのでガス欠の心配はありませんが、不安な気持ちのまま帰路につきました。

疑問に思ったので車関係の仕事をしている人に尋ねてみました。

ガソリン残量の計測は結構大雑把

ガゾリン残量は重さで計測しているわけではなく、燃料タンクに入れてある浮きの位置を計測しているそうです。ガソリンタンクの内部は車の動きや振動でかなり波打つ事になり、あえて大雑把にしてあるといいます。ここで正確に計測して燃料系のメーターに反映してしまうと、ビクンビクンと跳ね回って更に当てにならないものになってしまいます。

正確に計測するとこんな風になってしまって全く当てにならなくなってしまいます。そうならないように大分アバウトに計測しているようです。

つまり、ガソリンを5リットル程度入れたところでガゾリン残量の計測が大雑把なので変化なしと判断されても仕方ないという事です。実際の所ガソリン残量は増えているので走行距離は増えます。

でも次エンジンをかけた時にはメーターや航続可能距離に変化が出ているかもしれません。

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