侍が登場するゲームが出ると聞いて大変興味が沸いたゲームがあります。それはフランスの UBI SOFT が開発し2017年2月16日に発売された FOR HONOR(フォーオナー)というゲームです。PS4・XboxOne・PC で発売されています。
PV を見て日本古来の城で侍が戦っているのを見てこれは買わねばと思いました。侍が登場すると行っても、舞台が日本の戦国時代というわけではありません。そこはやはり海外製ゲームという事で、特別に舞台設定はなくファンタジーの世界観です。ナイト・ヴァイキング・侍の3勢力がどのように長い戦争を始める事となったのかという物語がストーリーモードで語られます。
注意点としては、マルチプレイがメインとされている所です。もちろん一人プレイ用のストーリーモードもありますが、シングルプレイがメインであると思って買うとボリューム不足かもしれません。
この FOR HONOR PC 版を Geforce GTX 960 でプレイした感想などをレビューします。
PCスペックについて
当方のPC環境
- CPU:Intel Core i7-6700 3.4Ghz
- メモリ:24GB
- グラフィックカード:Nvidia Geforce GTX960 4GB
FOR HONOR 推奨環境
- CPU:Intel Core i5-2500K | AMD FX-6350 or equivalent
- メモリ:8GB
- グラフィックカード:NVIDIA GeForce GTX680/GTX760/GTX970/GTX1060 with 2 GB VRAM or more | AMD Radeon R9 280X/R9 380/RX470 with 2 GB VRAM or more
凄くグラフィックが綺麗なゲームですが、意外とそこまで高スペックを要求されているわけでもないようです。推奨スペックでも GeForce GTX680 から GTX1060 まで幅があり GTX960 でもプレイできそうです。ちなみにこのスペックは推奨なので、これ以下でもクオリティは落ちますがプレイできます。
グラフィック設定とfpsについて
グラフィック設定には「低・中・高・最高」の4設定があります。グラフィック設定は PC スペックに合わせて自動で最適な設定に調整されますが、Geforce GTX960 でも高設定が適用されていました。GTX 960 では性能不足でなかなか高いグラフィック設定で快適にプレイできないのですが、FOR HONOR では GTX960 でもそこそこ快適です。
フレームレートについてはほぼ60fps出ていました。ただ混戦時には30fpsに下がってしまう所もありましたが、 8割ほどは60fpsでプレイできています。どうやら出せる所は60fpsで、無理な所は30fpsで安定させ半端なfpsにはならないようになっている印象があります。
PS4版では30fps安定のようです。やはりこういうゲームは60fpsだと快適感が段違いに違います。
コントローラーについて
コントローラーがないとマウスとキーボードでプレイする事になりますが、これは操作が難しすぎてかなり苦痛でした。PC 版でもコントローラーがあると快適にプレイできます。
Windows 対応 Xbox コントローラーなら USB 端子に挿すだけで特別な設定なくコントローラー対応になります。
戦闘について
FOR HONOR の戦闘は近接戦闘で、1対1の駆け引きや読み合いをしながら戦っていくイメージです。1対2、1対3になる事もありますが、相手が増えるほど途端に難しくなりリアル志向となっています。無双ゲームのように1人で突き進めるわけではありません。攻撃は弱攻撃、強攻撃の2パターンがあり繰り出す順番で攻撃パターンが変わる事があります。一撃が重く、隙を突かないと自分が隙だらけになってしまいます。
攻撃の方向は上・左・右の3パターンで右スティックの方向で切り替えます。相手の攻撃も上・左・右でどちらの方角から攻撃がくるのか画面に表示されます。相手の攻撃と同じ方向に自分の構えの方角にする事で攻撃をガードする事ができる仕組みになっています。
おわりに
Geforce GTX960 でもグラフィック高設定でほぼ60fpsで快適にプレイできているので十分なスペックだと思いました。最高設定でプレイしたい場合は更に上級のグラフィックカードが必要で Geforce GTX 1060 がないとだめでしょうね。