Excel とは Microsoft 社の表計算ソフトです。大変いつもお世話になっています。今日は Excel のちょっとした TIPS をご紹介します。
Excel で○○という文字以降を全部消したいんですけど、良い方法はないですか?
一緒に働いている同僚からこんな相談が持ちかけられました。話を聞いてみると、「備考:」という文字列以降を全部消したいらしい。その文字列以降は全部バラバラな文字列。ほう、なるほど。
「ダブルクリックで全部消していけば?」と冗談で言ってみましたが、データは1万件以上あるのにそんな事やってられないと。まぁ、当然です。
通常関数を使う方法が思いつくのですが、もっと簡単な方法がありました。
置換を使う
置換を使うっていったって、備考以降に書かれている文章は全部一緒じゃないのにどうやって消すのよ?と思われるかもしれません。しかし、それを解決する小技があるのです。
例として、前述のケースと同じく「備考:」以降の文字を消す方法を取り上げます。
- Ctrl + Fキー で検索を開きます。
- 置換タブを開きます。
- 検索する文字列に「備考:*」を入力します。
- 置き換え後の文字列には残したい「備考:」だけ入力します。
- 置換スタート
3の「*」に秘密があります。これはワイルドカードといって、すなわち備考:以降の文字列はなんでも良いという意味になります。
これで関数を使わずに簡単に消すことができました。
参考サイト
【Excel(エクセル)で特定の文字(テキスト)以降の文字を全部削除する方法】
関数を使う方法はこちらが参考になります。